●スマホがカメラのようなビジュアルに変身
同製品はマグネットで固定するタイプ。使用方法はMagSafe対応のスマホ裏面にピタッと付けるだけ。Bluetoothで接続すれば準備完了だ。これを装着すれば、手元のボタンからシャッターとズームができるようになる。ちなみに、非対応のスマホでも使えるよう、マグネットシールも付属している。
「Xiaomi 15 Ultraじゃん」と友人が一言。確かに、取り付けるだけでカメラスマホのようなビジュアルに変貌する点は一緒だ。ゴツいカメラを搭載したスマホに取り付ければ、ガジェット好きにも刺さる見た目になるかもしれない。
マグネット式の機材は重ねて使える 縦向きでも使えるのはうれしい
具体的な機能面も見ていこう。
まずは、取り付けたままでも各機材が使用可能だ。
取り付けた上からでもマグネット部分が使えるので、マグネット式の三脚やスティック、フラッシュを重ねることができる。また、公式からは同製品と組み合わせて使えるフラッシュライトも別売りされている。
また、向きを変えるのもマグネット固定だから簡単。縦向きでも使えるので、安定感を保ったまま、縦動画や写真を撮影することもできる。SNS向けにコンテンツをつくるのにも使えそうだ。
グリップは取り外し可能 スタンド機能も一応使える
持ってみた感じ、振り回してもあまりズレることはなくしっかりしている。そして、グリップ部分はシボが効いたレザー調のデザインで、安っぽさや華奢な感じはない。ストラップホールがあるので、落下防止用にストラップを付けてみるのもアリだ。
グリップ自体は、取り外しが可能。クイックリリース方式となっているのでマグネットの吸着部分を残して取り外せる。ポケットにスマホを忍ばせ、シャッターチャンスがあれば、すぐにグリップを取り付けて撮影に移る、なんてこともできる。
ちなみに、取り外すと、スタンドが顔を出し、一応スマホを立てることができる。グリップを付けたまま縦置きにもできるようだが、機種によっては重心が高くなるため、若干気が引ける。
グリップ部分には3000mAhのバッテリー内蔵 撮影時の電力消費を抑えられる
グリップ部分には3000mAhのバッテリーが内蔵されており、裏面のボタンを押せば、ワイヤレス充電も可能だ。
ただし、出力は5Wということなので、モバイルバッテリーとしての役割を担うには心もとない。あくまで、撮影時のバッテリー消費を抑えるための補助的な役割で使用すべきものだろう。
また、使用時には、Bluetooth接続しただけでは、バッテリーは起動しなかった。給電したいのであれば、忘れずに裏面のボタンを押してから使用しよう。
シャッター&ズームが手元で簡単 スイッチを取り外して使える
まだまだギミックがある。
スイッチ部分は、シャッター&ズームのほか、ダイヤル部分を回すと動画や写真など、モードを変更できる。iPhoneだと専用アプリ「PGYTECH PhotoVideo Creative」が使用でき、この辺は更に詳しく割り当てられる。
さらにスイッチ自体も、取り外し可能。Bluetooth接続はそのためだ。スマホを立てて記念撮影で使ってみると、周囲の注目を浴びることができ、少し気分が良い。レリーズケーブルでつないだカメラのような使い方もできそうだ。
●ズームが少し遅れるが許容範囲 パシャパシャ撮れるのが楽しい
使用感としては、やはりあるのとないのとでは違いを感じる。片手でズームからシャッターまで操作できるのでスマホでも撮影しやすくなるのだ。ガジェット感も相まって、いつものスマホでの撮影が楽しくなることだろう。
ズームは若干遅れが生じるが、決定的な瞬間を捉えたいようなよほどの機会がない限りは、気にするほどではない。
●撮影の幅を広げてくれる一台 費用対効果は耐久性次第?
カメラっぽくなるスマホグリップ「MagCam 2」。さまざまなギミックを搭載しているので、触っているだけでも楽しく、スマホでの撮影の幅も広げてくれる一台だ。
この種のグリップはAmazon.comであれば、数千円から購入できる。さらにライカからもスマホグリップ「Leica LUXグリップ」(5万3900円)が登場している。そんな中、同製品は価格が8580円だ。ライカのことを考えるとそんなに高くは感じない。問題は安価な製品と比較して、どれだけの期間使えるかといったところだろう。購入して数カ月だが、今のところはびくともしていない。
スマホでよく写真を撮影する人、もっと凝った写真を撮ってみたい人は、検討してみてほしい(BCN・寺澤 克)。
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