世界最高峰のVALORANT競技シーンで戦い続けるDetonatioN FocusMe(DFM)。その躍進を支えているのが、13年にわたるパートナーシップを結ぶロジクールの「Logicool G PROシリーズ」だ。
今回、DFMのVALORANT部門からSSeeS(セス)選手とCaedye(カエデ)選手が参加し、ゲーミング部門のLogicool Gの責任者の室井崇裕氏、マーケティング担当のバルカツ・ザック氏とともに、プロ選手目線でのデバイスの魅力や、スイス本社で行われた新製品ワークショップについて率直に語り合った。

●深い絆 ロジクールとDFMのパートナーシップ
──まずはご自身の紹介からお願いします。
室井 ロジクールでゲーミングカテゴリーの責任者を務めています。実は小学校高学年の息子が、VALORANTにはまっていまして(笑)。DFMのことをいつも一緒に応援しています。
ザック ゲーミングカテゴリーのマーケティングで主に製品を担当しています。Z世代なので、選手の皆さんと年齢が近いです。VALORANTはアセンダントまで行ったことがあるんですが、最近プラチナ2に落ちてしまって(笑)。気持ちだけはプロと戦えるぞ、という感じで毎日やっています。
SSeeS DetonatioN FocusMe VALORANT部門のSSeeSです。DFM所属は10年以上になりまして、その間ずっとロジクールさんにスポンサーいただいてデバイスを使い続けてきました。
Caedye 同じくDFM VALORANT部門のCaedye(カエデ)です。
韓国でプレーする際もG PRO X SUPERLIGHT 2を提供していただいていて、本当に助かっています。
──ロジクールとDFMのパートナーシップは13年目を迎えます。これほど長く続いている理由はどこにあるのでしょうか。
室井 Logicool Gには「PRO(プロ)シリーズ」というラインアップがあって、「選手の勝利のためにデザインする」というコンセプトでずっとやってきました。DFMさんとのお付き合いは長いですが、ここ数年で特に密度が増してきたと感じています。最近では選手の方にさまざまなテストを通じてプレーに関するデータを提供いただいたり、開発チームとの発売前の製品フィードバックの会を設けたりと、本当の意味で一緒に勝利のための製品をデザインしていこうという進化したパートナーシップになってきました。
Caedye 長く使い続けている一番の理由は、一度も壊れたことがないから。ソールが摩耗して張り替えることはありますが、マウス本体が壊れたことは本当に一回もない。1日8~9時間、3年間使い続けてもそれだけの耐久性があるのはさすがPROシリーズだなと思います。
 いろいろ試したくなって他のマウスを触ることもあるんですけど、結局G PRO X SUPERLIGHT 2に戻ってきてしまうんですよね。長く使っているうちに「これが自分の基準」になっているというか、シンプルな形で手になじみやすいところが一番大きいです。充電が長持ちするのも助かっています。
他社製品を使っていたとき、充電し忘れて試合中に切れてしまったことがあって。その心配がないのはありがたいですね。
●世界のトッププロ選手が集結 スイスでの新製品ワークショップの舞台裏
──昨年12月、Logicoolのスイス本社でグローバルなプロ選手が集まった「新製品ワークショップ」が開催されました。日本からはSSeeS選手が唯一参加されたと伺っています。
室井 世界中のトップeスポーツチームから選手が集まる、かつてない規模の3日間に渡る新製品ワークショップでした。日本人プレーヤーの声をグローバル開発チームに届けたいという意図でSSeeS選手をご招待しました。
SSeeS 内容は健康診断みたいでしたね(笑)。センサーやクリックの反応、AIMの精度など20~30項目のテストをほぼ1日かけてこなした感じです。記憶力テストやパズルのようなものもあって、すごく盛りだくさんでした。各パートに担当のエンジニアがいて、ソールのサイズやクリック感など、自分の要望を直接伝えられる機会もありました。
室井 選手のプレーのデータを取って分析する、プロトタイプを持参して、選手に直接触ってもらいながらフィードバックをもらう。これらのことが、Logicool Gの製品開発上、非常に大きな意義があると思っています。

SSeeS 例えば「ソールをもっと大きくしてほしい」「クリックの感触をこうしたい」ということを、デバイスを作っている人に直接言えるのはすごく嬉しかったです。自分の意見が次の製品に入るかもしれないと思ったら、来年か再来年に発売される新製品がすごく楽しみです。
──ちなみにワークショップ以外のエピソードはありましたか?
室井 夜の懇親会では他国のチームのマネージャーにSSeeS選手と一緒に捕まって、夜遅くまで盛り上がりましたね(笑)。SSeeS選手にとってタフな1日でしたが、本当に参加ありがとうございました!
●Proシリーズの実力 選手が語る「G PRO X SUPERLIGHT 2」の推しポイント
──Caedye選手はVCT Pacific KickoffでもG PRO X SUPERLIGHT 2を使用して出場されました。プロ選手視点での最大の魅力を教えてください。
Caedye 推しポイントは2つあって、まず「形状」ですね。後ろが丸くなっているので、かぶせ持ちの自分の手にめちゃめちゃフィットするんです。他のマウスを試すとたいてい後部の形が違って「あれ、違うな」となる。高さのバランスも手が大きい人向けで、クリックの先端にちょうど指が届く感覚がある。もう一つは「ソール」。程よく滑るし、自分の力でちゃんと止められるコントロール性があって、感覚として非常に合っています。マウスパッドとの相性で全然変わってくるデバイスだからこそ、ここが優秀なのは大きいですね。

ザック お二人からも「万人受けする形状」というお話がありましたが、かぶせ・つまみ・つかみのどの持ち方にも対応できるのがG PRO X SUPERLIGHTシリーズの大きな特徴です。競技シーンでこれだけ長い間使われているのも、やはり形状の汎用性と信頼性の高さがあってこそだと思っています。
──SSeeS選手はゲーミングデバイス全体の進化をどう感じていますか。
SSeeS めちゃめちゃ進化しましたね。ポーリングレートやDPI、クリックの応答速度など、数値として昔と比べたら上がりすぎているくらい(笑)。特に有線から無線への移行は大きかった。有線の頃はコードが邪魔だったり、動いているうちに断線したりと悩みが多かったんですが、今は無線が当たり前になって使いやすさが段違いです。キーボードも軸交換できるようになって、自分好みの打鍵感に調整できるようになってきた。デバイス全体がどんどん「自分専用にできる」方向に進化していますよね。
●新製品「G PRO X 2 SUPERSTRIKE」 プロが感じた手応えと可能性
──2月に発売されたばかりの新製品「G PRO X2 SUPERSTRIKE」についても聞かせてください。マウスのクリック部分に搭載された「HITS(Haptic Inductive Trigger System)」という新技術が話題ですね。
ザック HITSはクリックの強度(ハプティック振動の強さ)を細かく調整できるシステムです。
クリック感を0にすると本当に「カチッ」という感触がほぼなくなって、「チョン」と触れるだけで入力できる。逆に強めにすればしっかりとしたクリック感が得られる。G PRO X SUPERLIGHT 2ユーザーにとっては形状が全く同じなので、慣れなおしのストレスなく新機能を試せるのも大きなポイントです。
Caedye 大会期間中に届いてしまって(笑)、さすがにその最中に切り替えるリスクは取れなかったんですが、少し触ってみた印象は「すごいな」の一言でした。まずG PRO X SUPERLIGHT 2を使ってきた自分でも違和感なく手に馴染む。クリック感を自分で調整できるのが本当に新鮮で、ちょっとずつ設定を変えながら「この感覚だとタップ打ちがしやすい」「自分のプレースタイルはこれだ」と探せるのが面白い。ソールが変わって以前より止めやすくなったのも感じました。大会が落ち着いたら、じっくり使い込んでみたいですね。
SSeeS 設定をコードで共有できるのが面白いと思いました。VALORANTのクロスヘア設定をコードで共有するのと同じ感覚で、プロのセッティングをそのままインポートできたら面白いですよね。0にしてみたら「このマウス壊れてる?」ってチームメンバーがびっくりしてましたよ(笑)。まだ使いこなせていない部分もあるので、これからじっくり設定を探っていきたいです。

──重量は現在61gとのことですが、選手からすると?
Caedye 個人的には40g台が好みですが(笑)、軽ければいいというわけでもなくて、ちょっと重い方が止めた時にしっかり止まってくれるんですよ。G PRO X SUPERLIGHT 2(60g)と比べると少し重く感じましたが、あと3~4g軽くなったら本当に最高。競技シーンでも使う選手は今後さらに増えてくると思います。実際、先日のVCT Pacific Kickoff大会中にもG PRO X 2 SUPERSTRIKEを使用する選手が見られました。
●一般ユーザーへの推薦 プロからの一言「とりあえずロジクール買っとけ」
──eSportsを個人で楽しんでいる一般ユーザーが、Logicool GのPROシリーズを選ぶ際のポイントを教えていただけますか。
Caedye 一番は「応答速度」だと思います。他社製品と比べて圧倒的に速い。 特に、G PRO X2 SUPERSTRIKEは実際にVALORANTのタップ打ちをやってみると、「チョン」と触れただけで入力できるので、タップの速さが段違いです。マウスは触ってみないと分からない部分が大きいですけど、「とりあえず買っとけ」と言える数少ない製品だと思っています。
SSeeS どんな持ち方にも対応できる形状と、サポートの充実ですね。壊れたら買い直しにならないように、保証がしっかりしているのは「とりあえず選ぶ」視点では大きい。ブランドとしてスーパーライトの名前が競技シーンで知られているのも、信頼につながっていると思います。あとバッテリーの持ちは本当に他社と段違いで、充電するのが嫌いな人(笑)にはぜひ勧めたいですね。
室井 BCNランキングの「ゲーミングマウス」「ゲーミングキーボード」「ゲーミングヘッドセット」の主要3カテゴリーで、国内ゲーミングブランドシェア1位をいただいています。継続して選手の声を開発に反映し、実際に世界大会の舞台で使われている。さらに国内にコールセンサーも備えているので安心してお使いいただける。これらが国内でLogicool G PROシリーズを評価いただいている点だと思っています。
●これからのDFMとLogicool G 選手とデバイスメーカーが描く次なる進化
──最後に、VCT Stage 1に向けた意気込みとファンへのメッセージをお願いします。
Caedye キックオフは惜しかったですが、Stage 1はロンドンに行きます。これからもロジクールさんのデバイスと一緒に、世界大会優勝を目指して頑張っていきます。応援よろしくお願いします!
SSeeS いつも応援ありがとうございます。僕は目標を積み上げていくタイプなので(笑)、まずはロンドン。そこで結果を出してから次を考えます。
室井 プロに選ばれ続けるデバイス・ブランドとして、製品、品質へのこだわりはこれからも変えません。DFMさんという最強のチームとともに製品、品質をさらに高めていきたいと思っています。
ザック プロ選手の声も、購入してくださった消費者の声も、どちらも大切にしながら「本当に誰にでも勧められるPROシリーズ」を市場に送り続けていきたいです。DFMの皆さんの力をお借りしながら、日本の声を世界に届けていく。そういうサイクルをこれからも続けていければと思っています。ワクワクする新製品の開発も進んでいます。どうぞ楽しみにしていてください。
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