経済産業省が3月31日に発表した、日本における2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%(162.7兆円)だった。内訳はクレジットカード82.4%、デビットカード3.4%、電子マネーが3.7%、コード決済が10.2%。
決済金額をみると、1位のクレジットカードは134.6兆円、2位のコード決済は16.6兆円まで伸びており、キャッシュレス決済比率は過去最高を更新した。

●「2030年までに65%」の目標達成に向け堅調に拡大
 同省は当初「キャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度にする」という目標を掲げていたが、国際指標で21年に、国内指標で24年にキャッシュレス決済比率4割超えを達成。25年12月に公表したキャッシュレス推進検討会のとりまとめに基づき、現在は、将来的な目標として国内指標でキャッシュレス決済比率80%、30年までに同65%を達成するという中間目標を掲げている。
 キャッシュレス決済比率(国内指標)は、クレジットカード・デビットカード・電子マネー・コード決済の支払額の合計値を、内閣府「国民経済計算」(名目)による「家計最終消費支出」から「持ち家の帰属家賃」を引いたもので割った数値。国際比較指標(国際指標)に関しては、以前のキャッシュレス決済比率の算出方法である、内閣府「国民経済計算」(名目)による「民間最終消費支出」で割った数値を用い、それぞれ定期的に算出・公表している。
 参考情報として、キャッシュレス決済件数も公表しており、電子マネー以外は23年、24年よりも25年のほうが決済件数が大きく伸びており、着実に増加傾向にある。
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