ミニチュアイメージが提供する3D制作サービス「mini3D」で、4枚の写真から高精度な立体データを生成できるAIスキャナー機能が新たに公開となった。スマートフォン(スマホ)だけで完結する手軽さはそのままに、再現性を大きく向上。
「思い出をカタチにする」サービスから、創作やビジネスにも使える3Dツールへと進化を遂げている。

●1カ月で700人以上が体験
 mini3Dは、写真1枚から人物やペットのフィギュア・ミニチュアを制作できるサービスとしてスタート。サービス公開後、1カ月で700人以上が利用し、注目を集めてきた。記念日や旅行の思い出を立体として残せる点に加え、ジオラマや模型制作を趣味とする層からも支持を広げている。
 新たに公開されたAIスキャナー機能では、正面・左右・背面の4方向から撮影した写真をもとに3Dデータを生成。従来の1枚写真による生成では、AIが見えない部分を補完する必要があったが、複数視点の情報を活用することで、背面や細部まで自然で正確な造形が可能になった。
 高価なスキャナーや専門設備が一切不要な点がAIスキャナーの特徴。スマホで複数枚撮影するだけで3Dデータを生成できるため、個人利用はもちろん、これまで専門設備が必要だった制作ビジネスなど、誰でも始められる環境が整った。
 例えば観光地で、その場で観光客を撮影し、記念フィギュアを制作するサービスをスマホ1台で始めることも可能だ。
 一方、動きのあるペットの撮影はスマホ1台では難しいケースもある。そこで現在、4台のカメラで同時撮影するペット専用システムの開発も進めている。同時撮影によって、動いている被写体でも安定した立体データの取得が可能。
完成後は総代理店を通じて販売される予定だ。
 mini3Dは人物やペットだけでなく、建物や什器、備品などの3D化にも対応。複数画像に対応したことによって、1点物のミニチュアパーツやオリジナル構造物など、既製品では再現が難しかった制作にも活用できるようになった。ミニチュアやジオラマの制作で培われたノウハウを生かし、「創作をカタチにする」ツールとしての可能性が広がっている。
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