「東海林(とうかいりん)」と書いて「しょうじ」と読むのはなぜか?

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 市町村制公布記念日というものがある。1888年(明治21年)4月25日に「市制」「町村制」が公布され、翌年の4月1日から順次全国において施行された。昭和22年からは地方自治法に変わり、それぞれの市町村を首長が治めている。日本では、奈良時代から各地に国が存在し、その中に郡や村が置かれた。



 それらの地域を治めるために官僚が朝廷から派遣された。これら官僚が国司(こくし)や郡司(ぐんじ)、庄司(しょうじ)、村主(すぐり)、村長(むらおさ)などの名字を名乗ったと考えられる。その中で一番多いのが「庄司」という名字である。これは庄司という役人の数が一番多かったことに関係している。



 山形県には、東海林(とうかいりん・しょうじ)という名字がある。「東海林」を「とうかいりん」とは読めるが、「しょうじ」と読むのは難しい。実は、当時中国から多くの優秀な人材が派遣されたが、その中に「林(りん)」という姓を持った人物がいた。やがて「林」さんは朝廷の命により「庄司」という役職で地方に下った。「林」さんが赴任した地域では、「林」さんを名字で呼ぶのではなく役職(庄司)で呼んでいたため、いつしか「林」を「しょうじ」と読むようになってしまった。「林」が「東海林」になったのは、「(中国から)東の海に渡った林」さんを表現するためと考えられる。本来「東海林(とうかいりん)」と呼ぶべきものが「庄司(しょうじ)」という役職と混同されたことで「東海林(しょうじ)」になったと考えられる。

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