コロナ禍におけるテレビのインフォデミックや政治の無策を指摘する評論を寄稿してきた元芸人の作家・松野大介氏が、前回に続きメディアが報じないデータとニュースを用いてコロナワクチンの危険性を論じる 。







「コロナワクチン接種後死亡1155人」「インフルエンザワクチン接種後死亡3人」メディアが報じないデータ比較





 前回書いたように、コロナワクチン接種後の死亡数は例年のインフルエンザワクチン接種後死亡より桁違いに多い。

 



 私はワクチンに反対ではなくて、2023年春までは有効性と安全性が実験中である今回の人類初の遺伝子ワクチンについて疑問を持っています(なのでワクチンではなく「コロナワクチン」と表記します)。





■《生理に関する副反応を米国が調査へ》



 9月21日のニュースによれば、米国ではコロナワクチン接種を受けた一部の女性に生理不順や生理痛、閉経したのに生理再開したなどの副反応の事例がソーシャルメディア上に多く見られていることから、米国が研究に入ったという(ニューヨークタイムズの報道による)。  



 上記リンクの日本版ネットニュースのコメント欄には同じ症状を記す日本人女性の声も多い。コメントに正確性はないが、女性の生理に関した副反応体験談は日本や接種先進国で以前から投稿されていた。  



 同じ9月、韓国では女性の不正出血(下血)を副作用の申告項目に入れてほしいという内容の請願が上がったとのニュース。 



 月経周期が変わったり、不正出血が生じるなどオンライン上に相次いで上がっているという。そしてそのニュースを取り上げた日本版ネットニュースのコメント欄にも日本女性から体験談が寄せられている。  



 今や多くの方が認識したことだが、まだ実験中のコロナワクチン接種後の死亡は直後のアナフィラキシーショックを除くと、多くが血栓症・血管障害だ。



 コロナのスパイク自体が血栓症を作るとの研究結果がある(米国ソーク研究所)。さらにコロナの遺伝子ワクチンで生じたスパイクは、ACE2受容体を介して血管内皮細胞を障害して血栓症を誘起すると判明したとも。  



 私は専門家ではないが、これらの研究を可能性の1つと捉えたとしても、接種後死亡に血栓症、血管障害が多いことと科学的に無縁と言えないだろう。





■《厚労省のアンサー》  



 副反応のニュースのみを記載するのは不誠実かもしれないので、厚生労働省サイトから「新型コロナワクチンQ&A」の1つのページを紹介する。



 Q.  ワクチン接種により不正性器出血(不正出血)や月経不順が起こるのは本当ですか。



 A.  mRNAワクチンが直接的に不正性器出血(不正出血)や月経不順を起こすことはありません。





 Aに続く、小さい文字の文言から一文を抜粋↓↓



「月経周期は様々な要因に影響を受けるので、副反応による発熱や体のだるさなどのストレスで月経周期が乱れたり、不正性器出血が起こる可能性は考えられます。」



 「直接的に」起こすことはないが、副反応の副次的には可能性が考えられる、とのこと。(※全文はリンクからご覧ください)





 ■ 《副反応は男性の3倍》



 コロナワクチン接種後の死亡、重篤、副反応者数は定期的に厚労省から発表される。  



9月10日付「予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について」1━(5)性別報告件数によると、 





◆副反応疑い報告数  



男性  5769  



女性 17630  





◆うち重篤  



男性  1457  



女性  2744  





 死亡の男女比率はだいたい同数であるのに、重篤は女性が男性の約2倍、重篤を含む副反応は3倍の数値だ。  



 厚労省に報告されない(副反応が出ても自宅で症状が治まり病院に報告しない等)ケースも多くあると思われるが、以前に公表されたデータでも上記の比率だった。  



 なぜ女性のほうが重篤、副反応が2~3倍多いのか、不正出血とは関連があるのか、科学的に解明している記事なり情報は見つからない(推測はありますが)。





■最後に私見~報じないメディア





 コロナワクチンは、接種が進む国で感染者が増加し、有効性(有効期限など)が問われています。私はコロナワクチンによって世界のコロナ禍が収束すると期待していましたが、世界的に見て感染死亡率が圧倒的に低い日本で死亡や副反応のリスクを背負って、有効性が確立しない遺伝子ワクチンの接種を進める必要があるのか、今はかなり疑問です。  



 しかしテレビはじめメディアはここに記したニュースやデータにはほぼ触れずに接種を推進し、最近は「子供にもコロナワクチン接種を」という論調です。コロナ感染死亡では「一つの命も大切だ」と訴えてきたメディアが、同じコロナなのにコロナワクチンの死には極端に冷たい態度です。  



 タレント時代からテレビを知る私としては、メディア、政治、医療界を背景にしたコロナビジネスを甘く見ないようにしています。





文:松野大介



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