9月に、◆「コロナワクチン接種後死亡1155人」「インフルエンザワクチン接種後死亡3人」メディアが報じないデータ比較



◆「女性の副反応は男性の3倍」「不正出血多発」メディアが報じないコロナワクチン副反応のデータ



以上2つの評論を寄せた元芸人の作家・松野大介氏が、コロナワクチンについて論じる3回目!







 私はワクチンに反対ではなくて、2023年春までは有効性と安全性が実験中である今回の人類初の遺伝子ワクチンについて疑問を持っています(なのでワクチンではなく「コロナワクチン」と表記します)。





◆飲み薬 認可への動き





 10月2日のニュースで、米国の製薬大手「メルク」が飲む治療薬で新型コロナの重症化リスクを半減させる試験結果を発表。



 4日には、その飲み薬を日本で年内の特例認可し、調達する方向となる。



 このニュースは広まりを見せているが、一方、同時期発表の以下の件はニュースになっていない。





◆報道されないコロナワクチン接種後死亡者数1233人





 コロナワクチン接種後死亡者数が累計で1233人になった。(10/1発表 厚労省 ※詳しくは厚労省ホームページへ)



 約2~3週間の間隔で厚労省より発表されるが、死亡者が900人くらいまではマスコミ報道されていたのに、千人を超えたあたりからほぼ報じられなくなった印象だ。





◆米国、韓国、日本の感染死亡者と接種後死亡者の数字





 米国は7月に接種後死亡が1万人を超えているとの報告。(欧州でも死亡の報告はもちろんある)周知の通り米国は感染各大国で、感染死亡者が約70万人に対して、接種後死亡が1万人超。



 韓国は、9月上旬時点のニュースによれば、接種後副反応により死亡したと届け出された件数が855人。(人口は5100万人)驚くことに同時期までのコロナ感染による死亡者数は2358人と少ない。





 日本の場合は、1年半の約1万8000人の感染死亡者数を1年間に換算してみると約1万2000人程度となり、対して1年間経っていないコロナワクチンでの死亡が約1200人。10対1の比率。



 1年間換算で、コロナ感染死亡10人になる期間で、コロナワクチン接種で1人死ぬ計算。



 これはあってはならない大問題に思えるのだが、マスコミはまったく触れない。





■飲み薬が認可されてもブースター接種するのか?



 冒頭でリンクを貼った日本での飲み薬認可のニュースに「ワクチン接種とともに感染対策の切り札となる。」との文言がある。つまり今後はコロナワクチンプラス飲み薬にしたいようだ。



 だが今、多くの国民はコロナワクチンに対し、以下の不安(または疑問)を持っている。





① コロナワクチンはもともと感染拡大を抑制できるものではないから、他人に移さない効果はないのでは?



② 重症化を防ぐ効果に関して、接種先進国や日本でも2度接種した人が死亡、重症化しているので、正確な効果は未知数では?



③ 時期が経つと抗体が減少するのでは?(これもどのくらいの期間でどの程度減少か、また減少すると効果があるか、ないかなど未知数)



④ 死亡や副反応のリスクが不安





 私はコロナワクチンに反対ではない。

ある程度の効果も認識している。



 だが飲み薬が年内に認可されるなら、まだ治験中である人類初のDNAワクチンを、リスクを負って3度4度と接種する必要があるだろうか。まして、国内では1人の感染死亡者が出ていない子供にまで接種させる必要があるのか。米国のみならず国内の製薬も飲み薬認可に動きがある今こそ、考えるべきではないか。





■最後に私見~接種して死んだ人の死をどう考えるのか?



 今冬のコロナワクチンについて、私見で予測します。





A)飲み薬が認可され(理想的には軽症の感染患者を診る病院も増えて)、コロナワクチンの接種は必要性がなくなるケース。



 この場合、接種して亡くなった千人以上の方たちの命に、政府や厚労省はどう向き合うのか。今春~夏は長い緊急事態宣言の最中だったから、ほぼ外出せずに暮らした方は感染リスクがそもそも少なかった。だから接種しなければ今もごく普通に生きていたかもしれない。





B)飲み薬が認可されても3~4度目のワクチン接種を進めるケース(飲み薬はあくまで症状が出た人のみとか)。この場合、接種におけるリスクとベネフィットを国や専門家が科学的に説明し、マスコミは接種死亡者の公表を報じるべきだと思う。



 利権を兼ねたコロナワクチン接種はないとは思いますが、タレント時代からメディアを知る私としては、メディア、政治、医療界を背景にしたコロナビジネスを甘く見ないようにしています。





文:松野大介