国内、海外でのコロナワクチン接種による副反応の事例・死亡者数などを報じないテレビなどの日本のメディアについて評論している元芸人の作家・松野大介氏が、今回は女性の副反応を中心に、メディアに警鐘を鳴らす。
■誰もわからない「女性の副反応」多い理由
10月15日、読売新聞に《ワクチン接種女性、4割に「わきの下に腫れ」‥乳がん検診にも影響》との記事。
同日、隣国の韓国では《「コロナワクチン接種後、脱毛申告240件」…女性は男性の3倍》というニュースがあった。(脱毛申告の総数は240件と多数ではないですが)
以前から断っていますが、私はコロナワクチンに反対ではない。ある程度の効果があることも認識しているし、厚労省が接種は「任意」であると言っていることも承知している。
だが、多くの死亡者数・副反応(厚労省に報告されない事例も多数あると思われる)が発生する危険性と、死亡者数(10/1公表時1233人)・副反応を報じないで接種を推奨してきたマスコミに危機感がある。
コロナワクチンに関する記事やニュースには、コメントの書き込みが多い。
読売新聞《ワクチン接種女性、4割に「わきの下に腫れ」‥》の記事配信に書き込まれたコメントは、以下の通り。
《病気予防のワクチンなのか、病気になるためのワクチンなのか分からなくなってきた。怖すぎる》
《様々な副作用が出ています。女性では不正出血もかなり多いようです》
《この記事を見て確かて見たら私も腫れてました》
《4割は多すぎる》
などなど。
また、SNSでは自身や家族の副反応を記した投稿も増え続けている。
しかしなぜ副反応が多いのか、それもどうして女性に多いのか、科学的に解説できる専門家はいない。
■台湾で接種死亡者が感染死亡者数を上回った異常
中国メディアによると《台湾でワクチン接種後の死亡数が感染死者数を超える》とのニュース。(※10月8日)
◉コロナワクチン接種後死亡 849人
◉コロナウィルス感染死亡 844人
最初に1年半ほどの感染死亡者数の少なさにも驚くが、いくら感染死亡が少ないとはいえ、これはあってはならない事態だ。
新型コロナという感染症の予防のため(つまり重症化を防ぎ、死亡者を減らすため)のワクチンを打たせ、感染死亡より多くの死者を出す。常識で考えれば、即中止のはずだ。
日本では、私が前回の評論
「コロナ飲み薬認可の動き」コロナワクチン接種後死亡者1233人の死はどうなる?
で記したように、約1年半での約1万8000人の感染死亡者に対して、約1200人が接種死亡している。感染死を1年間に換算すると1万2000人なので、1年間の比率は10:1。感染で10人亡くなるのと同じ速度で接種で1人死んでいる計算になる。
■最後に私見~ブースター接種は必要か
欧州ではメーカーによりコロナワクチンの接種を中断、または若者への接種を中断しています。
日本はメディアが今夏ほど接種を勧めることはないが、今のところは政府やメディアは3度目の、いわゆるブースター接種を勧める方針です。前出の韓国、台湾、日本など東アジアは、人口比で感染被害が欧米よりはるかに少ない状況なのに、欧州のように接種の中断の声はまだ聞かれません。
私たち国民はコロナへの恐さと、自粛による生活不安から抜けるために、コロナワクチンにすがる気持ちが少なからずあったと思います。
今はそういった考え方からいったん立ち止まる時期ではないでしょうか。
悪いのはコロナの煽り報道を続け、コロナワクチンのリスクには触れずに接種を推進してきたテレビと、テレビに出る専門家だと私は考えます。
私は政府、厚労省、マスコミ、医療界のコロナワクチン・ビジネスを甘く見ないようにしています。飲み薬が承認される前の今冬、すでに大量に買ってあるコロナワクチンを消費するという理由のブースター接種はあってはならないと、私は願っています。
文:松野大介