◾️ブックセラーズ&カンパニー初のフェアが話題に!
#紀伊國屋書店 #TSUTAYA #NICリテールズ が書店の垣根を超えて、ブックセラーズ&カンパニー(BS&CO.)のBOOK新企画「一読三嘆」 【ワールドビジネス脳】フェアを開催している(6/1~7/31)。
◉『一読三嘆』とは「一度読んで何度も感動する」の意味
◉ブックセラーズ&カンパニーでは各分野の知識豊富なスペシャリストたちが集まり、「一度読んで幾度も感嘆する」既刊名著をセレクト。
各ジャンルのカリスマ書店員が集結し、読者の皆さまに心からオススメしたい作品を集めたという。もちろんブックセラーズ&カンパニーがスタートして初めてのフェアということもあり、各社実力の一冊が候補に。フェアの第一弾は【ビジネス書】ジャンル。やはり今一番売れるジャンルとしても注目されていたのは間違いない。
選定に当たっては以下の通り。
BS&CO.参加書店が合同で「一読三嘆」に値する良書を発掘すること。
1.プロ書店員が集まりジャンル別企画会議で良書を選定する
2.選ばれた良書を一緒に販売頂く賛同書店を募集する
3.各書店の売場でセレクションフェアとして大きく展開する
まさに各版元の実力のビジネス書がたくさん持ち寄せられ、選定会議にかけられた。選書するのは、紀伊國屋書店・NICリテールズ・TSUTAYAのバイヤーたちだ。そこで残ったのが以下の三冊だった。
テーマは「グレードアップ・ワールドビジネス脳!!」

◾️本の実力を見極めるプロ書店員が推薦した本とは?
①『読むだけで世界地図が頭に入る本』井田仁康著(ダイヤモンド社)

◉推薦者:カルチュア・エクスペリエンス 上田康博氏
「複雑な国際情勢、そして今年はオリンピックの年でもあることから、世界212の国と地域の情報を完全網羅したこの本は、とてもニーズがあると考えます。また、ビジネスパーソンの教養本として幅広い層に支持される本だと考えています。」
②『ユダヤの商法 世界経済を動かす』藤田田 著(㏍ベストセラーズ)

◉推薦者:柏の葉蔦屋書店 関戸康嗣氏
「世の中に一石投じてやろうという気持ちをこれでもかと鼓舞する激熱本。1972年の著書にして未だ通用する。
③『地政学が最強の教養である』田村耕太郎著(SBクリエイティブ)

◉推薦者:紀伊國屋書店新宿本店 西山崇之さん
「ウクライナ、イスラエル側でも、ビジネス書の並びでも売れている。置き場所を選ばない、タイムリーが続いている為、時期も選ばない。」

◾️フェア売れ筋ランキング第1位『ユダヤの商法』が独走中の理由
2024.6.29現在では、藤田田『ユダヤの商法』が他の強力な二冊を抑えて、売れ筋ランキングで第1位となっている。110万部を突破し、今もロングセラー本として売れ続ける秘密は、まさに柏の葉蔦屋書店・関戸康嗣氏の推薦コメントに簡潔に語り尽くされているのではないだろうか。
さらに関戸氏は売れるポイントを次のように指摘している。
「ユダヤの商法は赴任したどの店でも仕掛ければ動きがよく、時代を問わないロングセラーであると思い今回推薦させていただきました。明快でわかりやすく、一瞬でピンとくるそんな構成が今の読者にはより刺さる作りになっているのではないかと考察しております。」
『ユダヤの商法』は時代を問わず、人間が商売やビジネスに立ち向かうときの本質をズバリ突いているからなのだろう。AIがいくら進化しようとも、ビジネスの本質は人間が人間に仕掛ける商売である。リアルなビジネスの現場というものはむしろ泥臭く、緻密で、そして大胆であったりするもの。
そんな本質に気づかせてくれる貴重な一冊と言えそうだ。
ブックセラーズ&カンパニ「一読三嘆」フェアは7月31日まで開催。この機会にお近くの書店を訪ねていただき、自分だけのとっておきの本を見つけてみてはいかがだろうか? そんな本との偶然の出会いがあなたの人生を180度変えてしまうかもしれないのだから。

文:BEST T!MES編集部