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テクノロジーは発達したが忙しさは一向に変わらず、いつも睡眠不足で、眠い目をこすりながら日々過ごしているのが大半の日本人ではないだろうか。一体どうすればぐっすり眠れるのか? 9月、都内で睡眠をテーマにしたイベントが開催され、タレントで2児の母である坂下千里子さんをはじめ、“眠りのプロ”たちが快眠のヒントを教えてくれた。



■坂下さん 「睡眠をしっかり取れると1日が変わる」

 イベントにはタレントとして活躍しながら中学生と高校生の2児の母でもある坂下千里子さんが登場、自身の睡眠習慣について明かした。



「10時半には必ず布団に入るようにしています」



「子育てしながら仕事もこなすには、質の良い睡眠が欠かせないんです。睡眠をしっかり取れると1日が変わると思うんですよね。やる気も出るし、体も心も調子がいいんです」



 朝は6時台に起きて弁当を作り、その前にテニスを楽しむ日もあるという。坂下さんは、忙しいスケジュールの中でも睡眠を確保する工夫を語った。



「朝早くから夜遅くまで収録がある日は、移動中に必ず15分、20分でも寝るようにしています」



 夜寝る前の習慣としては、「スマホ断ち」をあげた。



「夜寝る1時間前からは、スマホを見るのをやめました。サイレントモードにして、携帯を無いもののようにしています。ちなみに子どものスマホにもスクリーンタイムの制限をかけています。そうしないと動画を永遠と見ちゃうので」





■夕方の運動と就寝1~2時間前の入浴を

夜のスマホ断ちがカギ?2児の母でも毎日ぐっすり、坂下千里子さんと専門家が教える快眠術
▲体温調節の大切さを話した三橋さん



 イベントではVTR出演した快眠セラピストの三橋美穂さんが、快適な睡眠のための重要なポイントを解説した。



「体温の調整が睡眠の鍵を握っています」と三橋さん。



「体温が下がると眠くなるんです。

就寝の4~5時間前が体温のピークで、そこから徐々に下がり始めます。睡眠中も下がっていき、起床の2~3時間前に最低体温になります」



 三橋さんは、良質な睡眠を得るための具体的なアドバイスも語った。



「夕方の運動と就寝1~2時間前の入浴で一旦体温を上げることで、その後の体温低下とともに自然な眠気を誘発できます」



 また、理想の寝床環境について「寝床の中の温度は1年を通して約33度、湿度が50%前後が理想的です」と語った。



 イベントでは「ダニ博士クイズ」も行われ、意外な事実が明らかになった。医学博士で獣医師の高岡正敏先生によると、ダニアレルギーが最もひどくなるのは梅雨の5~6月ではなく、9~10月だという。



 この話を聞いた坂下さんは「私の長男がアレルギー持ちなので、これからの季節、気をつけていきたいです」と語った。





■最新テクノロジーが詰まった「テコリア」をPR

 イベントでは、ランエン社の新製品「テコリア」も発表された。これはマットレス内の温度・湿度をコントロールする画期的な寝具だ。





 坂下さんも「これを使い始めてから、朝まで一度も起きずに眠れるようになりました」と絶賛。エアコンの設定温度を2度上げても快適に眠れるそうで、省エネ効果も期待できるとのこと。



 さらに、テコリアには冬場用の温め機能もある。ランエンの金井さんは「電気ではなく空気を使って温めるので、体がだるくなりません。

電気の力で温め過ぎると水分を取られてしまうんです」と説明する。



 この話を聞いた坂下さんは、「京都の実家に帰ると、母が必ず電気毛布を用意してくれるんです。最初はあったかくて嬉しいんですけど、翌朝必ず喉が痛くなるんですよ…」と実家での経験を振り返りつつ、「家族にも(テコリアを)おすすめしたい」と語った。



取材・文:BEST T!MES編集部

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