巨人が楽天を自由契約となった田中将大(まさひろ)投手(36)の獲得に向け調査に乗り出したことが16日、分かった。



 日米通算200勝に、残り3勝と迫った田中。



 今シーズンは右肘のクリーニング手術の影響で登板はわずか1試合だった。



 シーズン後、推定年俸2億6千万円から大幅な減額提示を受け「個人的に受けた印象としては、もう期待されてないなと。実質、居場所はないんじゃないか」と自由契約になることを選択。



 楽天との再契約は望まず、退団を決意した。



 巨人は今季15勝で最多勝に輝いた菅野智之投手(35)が海外フリーエージェント(FA)権を行使し、米大リーグに移籍する見込み。



 リリーフ陣は中日の守護神だったライデル・マルティネス(28)の獲得が決まったが、菅野の穴を埋める先発陣の補強が課題となっている。



 巨人は楽天の5000万円を上回る年俸を提示。



 阿部監督が獲得を強く要望した。



 ちなみにチームの大黒柱・坂本勇人(36)とは同年代で、同じ少年野球チームに所属していた縁がある。





文:BEST T!MES編集部

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