「重大なコンプライアンス違反」生島ヒロシ、TBSラジオ緊急降...の画像はこちら >>



 また突然、有名人の降板の知らせがあった。ラジオ・テレビの名物アナウンサーでタレントの生島ヒロシ(74)氏のことだ。



 TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)を、27日の放送限りで降板したことを発表した。



 TBSラジオは生島氏に「TBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があったことを確認したため」とし、番組出演の継続が不可能と判断し番組降板を決めた。



 違反の詳細については「関係者のプライバシー保護の観点から、説明を控えさせて頂きます」としている。  



 98年4月6日スタートのTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」は、次回月曜日の2月3日で7000回の放送を迎えるところだったが、26年9カ月、6995回で降板となった。  



 TBSラジオは「重大なコンプライアンス違反があった」とだけ発表しているが、大手メディアや芸能に関わる人たちは非常に生きづらい世の中になってしまった。コンプライアンスが視聴者にとって本当に望まれているものなのかは、再考の余地があるのではないか。



 「コンプライアンス違反」の名の下に、芸能(人)・娯楽の面白さ・存在までをそう簡単に消していいものではないだろう。それこそ生きづらさを助長することになっていることに気づくべきではないか。コンプライアンスも行き過ぎでないか、いまこそ冷静に考えるべき時に来ている。



 正月のお笑い番組で、爆笑問題の太田光が「(テレビやラジオから)みんな居なくなっちゃうから~!」と叫んだことが本当になりつつある。





文:BEST T!MES編集部

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