海外競馬の世界最高賞金レース・G1サウジカップ(ダート1800メートル)が22日(日本時間23日)、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4・矢作)が快勝。海外G1初制覇を果たした。



 1着賞金1000万米ドル(約15億7000万円)を獲得。
管理する矢作芳人(やはぎ・よしと)調教師(63)は2023年のパンサラッサ以来となる同レース2勝目。



 坂井瑠星騎手にとっては、初の海外G1タイトル獲得となった。 フォーエバーヤングは、2023年のJpn1全日本2歳優駿を制し、昨年同地で行われたサウジダービーで優勝。



 続くUAEダービーも勝ち、ケンタッキーダービーでは日本馬歴代最高着順となる3着に健闘した。



 秋は大井のG1ジャパンダートクラシックを勝った後に、ブリーダーズカップ・クラシックで3着と善戦し暮れのG1東京大賞典を制した。



 父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、母父コングラッツという血統。
栗東・矢作芳人厩舎所属。



 馬主は「ウマ娘」で知られるCygamesの親会社「サイバーエージェント」で代表取締役社長を務める藤田晋さん(51)。



文:BEST T!MES編集部

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