5人組ビジュアル系ロックバンドPIERROT(ピエロ)が18日、Kアリーナ横浜で2DAYSライブの2日目「LASTCIRCUS(ラストサーカス)- HELLO -」を行った。
5人は1曲目の「HELLO」から全力投球! 「Adolf」、「ENEMY」、「セルロイド」と一気呵成(いっきかせい)に畳み込み、それに合わせて超満員のピエラー(PIERROTのファンの呼称)たちは手拍子と歌で応えた。
ラストソング18曲目の「MAD SKY-鋼鉄の救世主-」が終わると、客席からは「アンコール!」の大合唱。 ボーカル・キリトの「この後、約束されたモノは何もない」というメッセージにファンの間には一瞬、“寂しさ”が漂ったが、最後に「また、いつか!」という彼自身の熱い思いを込めた言葉で会場を覆っていた寂しさは消え去った。
そして5人は「HEAVEN」、「REBIRTH DAY」、「SUPER STRONG THEORY」、「蜘蛛の意図」、「HUMAN GATE」を披露しラストは「CHILD」で全24曲、2日間で計48曲のパフォーマンスを大興奮の中で終えた。
圧倒的なカリスマ性に加え独特のダークな世界観と独自の音楽性でファンを魅了するPIERROT。 1998年9月にメジャーデビューするものの、2006年に突如、解散。
その後も一時的な再結成をしてきた上に、今回のKアリーナ横浜2DAYSライブ公演の初日のタイトルが『FINALE』だったことから一部のファンの間では「これが見納め!?」「最後のライブ!?」になる可能性も示唆されていたが‥。
今後の展開が注目だ。
文:BEST T!MES編集部