日大体育会にまたド級不祥事！重量挙部の元監督が逮捕、保護者から金銭詐取の疑い
▲警視庁品川警察署に入る難波謙二容疑者＝１０日午前、東京都品川区（酒井真大撮影） 画像（1枚）

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　殺人タックルのアメフト、大麻疑獄のラグビー、背任の田中英寿元理事長（元相撲部監督）と、近年不祥事続きの日大体育会だが、今度は名門・重量挙（ウェイトリフティング）部で前代未聞の事態だ。



　同部で2000年から24年まで監督をつとめていた難波謙二容疑者（63）が10日、逮捕された。

入学金などがかからない特待生として入部予定だった生徒4人の保護者に対し、入学前に「入学金が必要」などとうそを言い、現金あわせて205万円をだまし取った詐欺の疑い。



　同容疑者は監督時代の2022年12月、重量挙部に入学金や授業料などがかからない特待生として入部予定だった生徒4人の保護者に対し、「入学金や授業料が必要」などとうそを言い、現金あわせて205万円を部の口座に振り込ませ、だまし取ったとされている。 同容疑者は、こうしてだまし取った金を遊興費や飲食費などとして私的に使っていたとみられる。



　まだ元監督の容疑が確定したわけではないが、すでに日本大学は昨年7月、重量挙部の幹部が少なくとも10年にわたり、授業料などを免除されている新入生にうその入学案内を行い、金銭を不正に徴収していたと発表している。



　その後、被害者から申し出があり、被害が認められた学生やその家族への返金を行い、昨年12月には手続きがすべて終了したと明かしている。



文：BEST T!MES編集部

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