海外コンビニ大手「ガバナンス体制に対して強い懸念を抱いている」セブン＆アイ痛烈批判 買収提案めぐり
▲セブン＆アイ・ホールディングスに買収提案していた、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールのアラン・ブシャール会長 画像（1枚）

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　カナダのコンビニ大手の「アリマンタシォン・クシュタール」は17日、セブン＆アイ・ホールディングスへの買収提案を撤回すると発表した。



　セブン＆アイ・ホールディングスをめぐっては、「アリマンタシォン・クシュタール」が昨年、7兆円規模の買収を提案。



　両社の協議が続いていた。



　こうした中、クシュタール社はセブン＆アイの取締役会に宛てた書簡を公表。
買収提案を撤回すると明らかにした。



　クシュタール社は、「セブン＆アイからは、買収提案を前に進めるような誠実かつ建設的な姿勢は一切見られなかった」とした上で、「ガバナンス体制に対して強い懸念を抱いている」とセブン＆アイ側の対応を批判。



　一方、セブン＆アイ側は「クシュタール社の決定は不本意」とし、「取引の合意を目指し、誠実かつ建設的な協議を行ってきた」と反論した。



　その上で、北米でのコンビニエンスストア事業の上場も念頭に、「単独での価値創造の施策を今後も継続して遂行していく」としている。



文：BEST T!MES編集部

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