▲井上尚弥
4団体世界スーパーバンタム級 タイトルマッチが行われ、統一王者の井上尚弥 (32=大橋)が挑戦者でWBC2位のアラン・ピカソ (25=メキシコ)に12回3-0判定勝ち。
自身の持つ男子史上最多記録を更新する6度目の4団体王座同時防衛に成功。
世界戦27連勝となり、『世界戦連勝記録』で単独トップに立った。
日本とサウジアラビアの外交関係樹立70周年を記念して開催された「日本vs世界」の歴史的興行。
当初は全6試合、うち世界戦3試合が予定されていたが、トラブル続出で全4試合、世界戦はメインイベントだけとなったが‥。
それでも、チーム日本の〝大将〟を務めた井上が「ナイト・オブ・ザ・サムライ 」と銘打たれた興行をキッチリと締め、観客を沸かせた。
ジャッジは3-0で、全員が井上を支持した。
井上は今年は1、5、9月に4団体王座の防衛に成功。
年4試合はプロデビュー翌年の2013年以来、12年ぶり2度目で、近年のトップ選手では異例のハイペースだ。
「自分自身のためでもあり、ファンの方がより多く試合を見られるため。あとはボクシングが大好きだから」と井上は笑顔を見せる。
6度目の4団体王座同時防衛に成功し、自身の持つ男子史上最多記録を更新。
世界戦27連勝はジョー・ルイスとフロイド・メイウェザー(ともに米国)という伝説的選手を超えて世界戦連勝記録で単独トップに躍り出た。
次戦は来年5月に2年ぶりの東京ドーム興行でのビッグマッチに臨む予定だ。
文:BEST T!MES編集部
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