生成AI「ジェミニ」はなぜ「ジェミナイ」ではダメだったのか。...の画像はこちら >>





 Googleが展開する人気の生成AIサービス「Gemini」、皆さんはなんと読んでいるだろうか。CMに出演する三笘薫のセリフからは「ジェミニ」と聞こえるが、一方本家の英語圏での発音は「ジェミナイ」と聞こえる。



 これに決着をつけたのが、他ならぬGoogle Japanの公式Xアカウント。1月22日、読み方に迷うユーザーを引用して、「Gemini の日本語表記は『ジェミニ』です。これからもたくさん呼んであげてください」とポストした。



 なぜGoogleは「Gemini」を「ジェミニ」とローカライズしたのか。「ジェミナイ」は日本語で4音であるのに対し、「ジェミニ」は日本語で3音(ジェは小さい「ェ」を含む1音として捉えられる)だ。3音の方が日本人に馴染みやすい、儲かるサービスになると踏んだからではないだろうか。



 “3音”が儲かるネーミングであることは、マクドナルドがわかりやすい。



 日本マクドナルド創業者の藤田田は、復刊新装した著書『起業家のモノサシ』(KKベストセラーズ)の中で、「日本語というのは、3音か5音か7音で成立している」と持論を展開している。



 3音か5音か7音で音が切れないネーミングでは日本では受けない。だから日本マクドナルドを創業するにあたり、英語の発音に近い「マクダーナルズ」ではなく、「マクド/ナルド」と3音で切れる読み方に変え、大ヒットさせたという逸話が残っている。



 Googleは藤田田を真似たのか。それはさておき、マクドナルドのハンバーガー同様、Geminiも儲かるはずだろう。

意識せずとも口ずさみやすい名前には、やはり理由があるのだ。



文:BEST T!MES編集部

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