なぜ犬は飼い主のトイレまでついてくるのか?「野生動物の行動を...の画像はこちら >>





 犬が飼い主のトイレについてくる謎が解明されたようだ。現在、犬のトイレ習慣に関するTikTok動画が拡散されており、その行動やペットが伝えようとしているメッセージについて、ネット上で熱い議論が広がっている。



 公開後40万回以上再生され、数千件のコメントが寄せられているのは、TikTokユーザー「unhide」が投稿した動画だ。投稿者は動画の中で犬の本能に関する理論を展開、トイレ使用時など「弱さを感じさせる瞬間」に、犬は人間に寄り添おうとする傾向があると指摘している。「おそらくまだ未知の犬の習性があります。トイレにいる時、犬が後をついてきて鼻を突っ込んだり、ドアの前で待機したりすることはありませんか?」



 説明はこう続く。



「実はこれは野生動物の行動を模倣したもので、トイレで無防備なあなたを守るためなんです。誰にも襲われないよう見張っているんです。犬って本当に私たちに優しすぎますよね」



 この動画は瞬く間に大きな反響を呼び、視聴者たちはコメント欄で自身の体験談をシェア、あるユーザーは「そうだ!トイレを使うたびに、あの子は必ずドアの前で待っている」と綴り、別のユーザーは「うちの犬はトイレに入ってきて、終わるまで床で横になっている。ドアを閉めると、自分で押して開けるんだ」とエピソードを寄せている。



 一方、疑問の声も上がっており「単に分離不安で、トイレに行くだけの短い時間でも飼い主がいなくて寂しがっているだけじゃない?」といった意見も飛び交う。この議論は、犬の行動に関する過去の論争にも波及しており、昨年話題となった「犬が飼い主と目を合わせようとしない意味」についての説を再燃させる形となった。



 犬がトイレに付いてくるのは「保護行動」の一種だという考えは長年流布しており、群れの理論や、脆弱な瞬間に仲間を守る本能に基づいているとされる。しかし、専門家全員がこの説に同意しているわけではない。



 RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)ペット保険のスタッフはこう説明する。「多くの犬は飼い主の行く先々、トイレも含めて付いていくのが好きで、中にはトイレ使用中にドアを引っかくほど執着する個体もいます。一般的に犬が追従するのは、社会性のある動物として人間の同伴を好むためです。飼い主は愛情を含むほとんどの欲求を満たす存在であり、追従はその愛着の表れなのです」



 また、同団体は散歩や食事といった日課を予期している可能性についても言及、「突然付いてくる回数が増えた場合、何らかの変化による不安や恐怖、あるいは体調不良のサインかもしれません。こうした状況には獣医師の診断が必要です」と助言している。



文:BEST T!MES編集部

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