日本マクドナルド過去最高益!日本人が大好きなのは「時間を節約...の画像はこちら >>



 日本マクドナルドホールディングスが2月6日に発表した2025年12月期決算は、システムワイドセールス(直営店とフランチャイズ店の合計売上高)が8886億円と過去最高を記録した。営業利益は532億円(前期比10.9%増)、既存店売上高は41四半期連続で増加するなど絶好調だ。



 なぜ、これほどまでにマクドナルドは日本人に受けるのか。



 その答えのヒントは、創業者・藤田田が40年以上前に書き残した言葉にある。



「これからの事業は、時間を節約することを考えたものが、かならず成功する」



 1982年、藤田は神奈川県の江の島店で「ドライブスルー」方式を導入した。車に乗ったまま注文すれば、出口で商品を受け取れる。銀座三越内の店舗が月商5000万円だった時代に、冷夏で海水浴客が減った8月でさえ、月商9500万円を記録したという。



 藤田は著書でこう分析している。



「GDPが大きくなると、国が豊かになるのではなく、時間不足時代になる。文明が進めば進むほど、生活は複雑化し、現代人は時間が不足してしまう」



 使い捨てライターが売れるのは、石を替えたりガスを補充したりする時間が節約できるから。使い捨てカメラが売れるのは、焦点も露出も合わせる必要がないから。そしてファストフードが売れるのも時間を節約できるからだ、と。



 ひるがえって、そこから40年後のいまはどうか。



 今回の決算短信で、日本マクドナルドは成長の要因として「お客様の利便性向上」を繰り返し強調している。

モバイルオーダー、デリバリーサービス、タッチパネル式注文端末といずれも「並ばない、待たない」時間を節約する仕組みだ。



 ドライブスルーがモバイルオーダーに変わっただけで、本質は同じといえるだろう。



 藤田田の経営哲学は、近刊『起業家のモノサシ』(KKベストセラーズ)で詳しく紹介されている。マシンガンのように語られる、時代が変わっても変わらない「商売の本質」は刺激的だ。



文:BEST T!MES編集部

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