奇妙な「クラゲ」型の未確認飛行物体(UFO)が、色を変える光の冠をまとったような姿で、ロシアの都市上空に1時間以上にわたって浮遊していたことが報告された。新たに公開された文書によれば、旧ソ連当局はこの事象を極秘裏に調査していたという。
この驚くべき目撃情報は、調査ジャーナリストのジョージ・ナップ氏がロシアから持ち出し、翻訳・公開した旧ソ連時代の機密解除文書群に含まれている。約70ページに及ぶナップ氏のアーカイブは、旧ソ連当局が「異常大気現象(AAN)」と呼称した事象を記録・評価した詳細を記しており、当局が公にはUFOを「西側の空想」として否定していた一方で、国家レベルで真剣な調査を行っていた実態を明らかにしている。
最も注目すべき事例の一つは1989年2月13日の記録で、ロシア南部のナルチクにおいて、多くの目撃者が空に浮かぶ巨大な「クラゲ」のような物体を描写している。記録によると、この物体は1時間以上にわたって視認された後、突然消失したという。
報告書には他にも不気味な事例が並ぶ。ある報告では、空を裂くような光の筋を目撃した後、人型生物に遭遇したと主張する若者の事例が詳しく記されている。調査官は証言を詳細に記録したが、最終的に目撃された事象の正体を断定するには至らなかった。また、1979年にカザフスタンで発生した事例では、キャンプ客が森林地帯で背の高い黒い人影を目撃したと主張している。ここでも証言の一貫性は認められたものの、決定的な物的証拠は見つかっていない。
これらの文書には、民間人や軍人、技術専門家による膨大な目撃記録に加え、証言の収集や分析を行うための正式な調査手順が記されている。
今回のアーカイブは、地球外生命体の存在を決定づける証拠を提供するものではないが、旧ソ連の国家機関がこれらの報告を極めて真剣に受け止めていた事実を浮き彫りにした。
1990年代初頭にロシアから密かに持ち出されたと伝えられるこれらのファイルが、これほど広範囲に一般公開されたのは今回が初めてである。
文:BEST T!MES編集部
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