「記者会見で…」山中竹春横浜市長、議会で同じ答弁を繰り返す ...の画像はこちら >>



 パワハラ問題の渦中にいる山中竹春横浜市長が市議会から追及を受けている。2月20日に開かれた横浜市議会の本会議では、自民党・山下正人市議、無所属の井上さくら市議、大野モトイ市議、横浜風の会の荻原隆宏市議から厳しい質疑にさらされた。



 山下市議が、第三者委員会の委員を神奈川弁護士会に依頼した理由を問うと、伊地知副市長は「以前から第三者の調査依頼をしてきたことがあり、今回も利害関係がない弁護士を推薦して貰えると考えて総務局コンプライアンス推進室から依頼をした」と回答した。



「総務局コンプライアンス推進室…」に目眩がする。そもそもパワハラの内部告発をした人事部長は、市の総務局コンプラ推進室が機能していないから、記者会見を開き週刊誌に訴えたわけだが…



 井上さくら市議からは、「第三者調査には応じるが議会では答えない理由は?」「1月11日に報道された時否定した理由は?」「1月16日に『当該職員にお詫びしたい』と言ったが、謝罪したのか?」など踏み込んで理由や事実関係を問うた。



 これに対して山中竹春市長は、



「記者会見で答えた通り」
「第三者調査で明らかにしたい」
「記者会見で謝罪した」
「私はパワハラだと思っていないが、相手はそう思っているようなので第三者調査で」



 上記の答弁を繰り返すばかり。



 その後も、大野モトイ市議や荻原隆宏市議からパワハラについて追及があるも、壊れたレコードプレイヤーのように同じことを繰り返すだけだった。



 議会は紛糾し、何度も議事が止まった。本会議が終わったのは21時過ぎであった。



 この日の質疑で、明らかになったのは山中市長の不誠実な態度であった。山中市長はパワハラ問題については、誤魔化していれば逃げ切れると思っているだろう。このままだと横浜市は「パワハラ容認都市」として世界中に汚名を広めてしまう。



 嫌な兆候が出ている。



 横浜赤レンガ倉庫で毎年開催される、各国駐日大使が集う写真展。

高円宮妃殿下が臨席されることから横浜市長がお出迎えをするのが通例だが、今年2月4日の写真展を山中竹春市長は欠席していた。



 本人いわく「外せない公務があった」とのことだが、当日はパシフィコ横浜で開催された第47回工業技術見本市「テクニカルショウヨコハマ2026」開会式に出席した後は、市庁舎内で職員や副市長と打ち合わせをしていた。



 余裕はありそうなのになぜ写真展は欠席?共産党の古谷やすひこ市議は、山中竹春市長が“出禁”を食らっていたのではないかと、示唆した。



 山中竹春氏が市長でなければ起きえない事態が、今まさに現実となっている。横浜市民がリコール運動を起こすくらいの声を上げなければ、この街の恥は世界中に知れ渡ることになるだろう。



文:篁五郎

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