2月16日、都内で総務省とプラットフォーム事業者などとの官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION(DPA)」による「DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS 2026」の表彰式が開催された。ICTリテラシー向上に資する優れた教材を表彰する初の試みで、俳優の影山優佳(24)が大賞プレゼンターとして登壇。
後半のトークセッションでは、影山が自身の体験として、SNS上でのディープフェイク被害を打ち明けた。
「個人的な話なのですが、自分の画像が切り抜かれて『影山優佳推薦の情報商材』といった広告がSNSに流れてきて、『あ、私ちょっと有名かも』と思いました」と笑いを誘いつつ、「これに騙されてしまう怖さもあったので適切に取り締まられるようになればいいなと思うと同時に、受け手側としても『そういうのには引っかかりませんよ』という毅然とした態度を取れるように、普段から準備をしていくことが必要だなと感じています」と真剣な表情で語った。
また、偽・誤情報が拡散された昨年の大災害デマの事例に言及しながら、「不確かな情報の前で踊らされてしまうのではなく、お互いに情報が正しいのかどうかを確認し合えるような人間関係を作っていくことも必要なのかなと感じた出来事でした」と語った。
スマートフォンの利用ルールに関するクイズでは迷いながらも見事に正解し、中学1年生でスマートフォンを持った際に母親と「契約書を書いた」エピソードを披露。自分自身がフィルタリング設定について母と話し合ったことが「すごく印象的」だったと振り返った。
あきとんとんは、教育の視点から子どもたちがスマートフォンやSNS を使う際のルールや考え方で大切だと感じていることを聞かれ、「完全に禁止ではなくて、うまく使うのが大切かなと思っています。その使い方の部分を先生や企業など教育に携わる人が考えていかないとダメなのだろうなというのはすごく思います」とコメントしていた。
閉会にあたって影山は「今日のお話を通じて改めて情報とともに生きていくことの大切さを教えていただきました。飲み込まれたり鵜呑みにしたり依存したりするような関係ではなくて、まさに情報に明るく前向きに向き合っていけるようにDIGITAL POSITIVE ACTIONの一環として発信していくことができるよう努力していきたいなと思っております」と力強く締めくくった。
今回のアワードはエントリー総数71件の中から選ばれ、大賞には「CyberSafe AI: Dig Deeper(Minecraft で生成AIを責任を持って使用するためのスキルを身につけよう)」(日本マイクロソフト株式会社)が輝いた。Minecraftを活用したゲームベースの教材で、プレイヤーがAI利用の擬似体験を通じてリスクと可能性を学べる内容となっている。
取材・撮影:BEST T!MES編集部
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