登録者数37万人の料理系YouTuber「あおいの給食室in沖縄」が、YouTube活動を終了すると発表した。理由はレシピを盗用されたことによる体調不良だという。
「あおいの給食室in沖縄」は、管理栄養士の「あおい」が自身の保育園勤務経験をもとに給食レシピを紹介するYouTubeチャンネルである。野菜を多く使ったメニューや離乳食、アレルギー対応レシピなどを投稿していた。
3月5日に投稿した動画には、あおい氏本人ではなく、あおい氏の夫「けんたろう」が一人で登場。あおい氏の現状や終了の理由について説明をした。
けんたろう氏によると、昨年末に横浜市の給食業者が販売している保育園向け献立の中に「あおいの給食室レシピ」と非常に似たレシピが200件以上見つかったという。恐らく2023年頃から盗用され、商用利用されていたそうだ。
証拠の一つとして「野菜スープ」のレシピが公開された。材料の掲載順や、「0.1g単位」で分量が一致していると指摘。さらに「レシピ番号」まで一緒だったという。
レシピ番号というのは、レシピを作った人が『ハンバーグは1、カレーライスは2』というようにレシピにつける通し番号のこと。違う会社のレシピ番号が一致することは有り得ないという。
ところが、この給食業者のレシピは「1821番=野菜スープ」となっており、「あおいの給食室レシピと完全に一致」しているという。
つまり、この横浜の給食業者は「あおいの給食」から何かしらの方法でレシピを入手し、盗用した可能性が高い。
けんたろう氏は、この横浜の給食業者のアクセスを解析したところ、月に500回以上「あおいの給食室」へアクセスしていたことも記録されていたことを明らかにしている。レシピ番号は19件も一致したとのこと。「レシピデータをソフトに取り込み、自社商品として不正流用している可能性がきわめて高い」と語った。
あおい氏は、精神的ショックによって体調を崩してしまったそうだ。
この動画を見た人が、盗用した業者が横浜市に本社を置く「ハーベスト株式会社」だと特定。なんと、この会社は、横浜市から中学生の給食づくりも請け負っている会社である。
横浜市は4月から全市立中学で全員給食がスタートするが、その内4万食をハーベストが調理することが決まっている。
「あおいの給食」側はハーベスト株式会社について、「社名を含む今回の詳細は、法的手続きを踏んだ上で、近日中にこのチャンネルで公表する方針です」と明かしている。
ハーベストと横浜市側は、この問題をどうするのだろうか。
文:BEST T!MES編集部
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