かつて風俗街として名を馳せていた街・西川口。2004年に「風俗環境浄化重点推進地区」に指定されると、200以上あった“お店”がシャッターを閉じ、街の様相は一変した。
それから、沈んだ街の復興のアイデアとして「B級グルメタウン」化が持ち上がった。開業資金の安さ、そしてこの辺りが中国人労働者の居住地となってきたことから、必然的に中国料理店が増えてきた。今では、この街に70以上もの中国料理店が軒を連ねている。
今回訪ねた、異味香(イーウィシャン)は1991年に先代の孔憲蕚(こうけんがく)さんがこの地にオープン。孔さんは、孔子の末裔だという。そして当時は今とは違い町中華はあったものの、本格的な中国料理はなく、本場の味を求めてこのお店に来るお客が多かった。
2009年に川口B級グルメ大会に出場し、大会用に作られた餃子を「煎人餃子」と名づけ出場したが、残念ながら3位という結果で終わってしまった。
翌年に今度は「煎人シュウマイ」で出店。見事リベンジを果たし優勝し、世間に名前が更に広がった。
B級グルメ大会の影響で、世間的にはシュウマイ、餃子で有名なのだが、山東料理としてのメニューも充実しているので、今回はそちらの料理をいくつか紹介しよう。
■カエルのニンニクソースがけ 1595円(税込)
中国ではよく食べられるカエル。日本でも昔は食用ガエルという名前があるくらい食べられてはいたが、近年では、あまり食べることがなくなった。
カエルのぶつ切りを溶き卵、片栗粉をつけて油で揚げたものに、ネギ、鷹の爪、ニンニク、ショウガ、特製醤油、お酢などを混ぜあわせた少しピリ辛のタレをひと煮立ちしたところに絡めて完成。
カエルのたんぱくさをピリ辛の甘酢餡が包み込みパンチのきいた仕上がり。
■チンゲン菜ばなのガーリック炒め 748円(税込)
山東料理は季節ものを上手く使うというところからこの料理を選んでみた。
最近は街の八百屋でも見かけるようになった「チンゲン菜ばな」は春の食材(2月中旬から5月初め)で、菜の花部分の触感と味がポイント。
ニンニク、香り付けのネギ油と特製醤油でサッと炒めているので素材の味がばっちりとわかり、これを食べることで春を感じられる。
中国料理店の入れ替わりが多い中、ずっとこの地で営業を続けられているのは凄い!あらためて納得させられる味だった。西川口にお立ち寄りの際は「異味香」をオススメしたい。
取材・文・撮影:丸山剛史
■店舗情報
【店名】異味香(イーウイシャン)
【住所】埼玉県川口市西川口1-26-24
【営業時間】火~金 15:00~22:00(L.O. 21:30)/土・日 12:00~22:00
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