「屋根裏に誰かいる」妄想とされ、薬を処方された女性は…2ヶ月...の画像はこちら >>



 ある女性が、自身の屋根裏部屋に誰かが住んでいるという懸念を周囲に無視され、抗精神病薬を処方されたものの、後に真実だったことが判明した。



 クロエという名の女性は、20代の頃に英国ケント州の最上階のアパートに住んでいた時期を振り返り、ある日屋根裏部屋のハッチ(点検口)が開いていることに気づいた際の恐怖を語った。

現在31歳のクロエは「誰かがそこにいて、自分を見ている」と確信するに至った経緯を回想。TikTokで公開された動画の中で、こう語っている。



 「下の階に住む友人に電話して、『私の部屋に誰かがいる』と伝えた。でも、誰も私を信じてくれなかった。その晩、ベッドに横になっていると、足音や上の階から誰かの気配が聞こえた」 このアパートの最上階は、各住戸の天井裏が壁で仕切られておらず、ひと続きの広大な屋根裏スペースとなっていた。各部屋にあるハッチからその共有空間にアクセスできる構造を悪用し、隣人がホームレス状態にあった自身の友人を屋根裏へ招き入れ、密かに住まわせていたのだ。



 周囲から不安を「頭の中の声のせい」として一蹴され、医師の診察を受けることに同意したクロエは、抗精神病薬を処方された。ところが2ヶ月後、大きな衝撃を受けることとなる。



 「ある夜、その人物が私の目の前で堂々とドアの掛け金を外し、私をじっと見つめていた」 クロエは警察に通報し、警察官が屋根裏部屋を調査するために駆けつけた。



 「そこに誰かがいた。その人物はそこに住み着いていて、たくさんのバッグやリュックサックを持って降りてきた」 隣人は、その人物を屋根裏に住まわせ、食事などを提供していた。そのため、クロエが異変を訴えても「何も聞こえない」と否定し続け、事実を隠蔽していた。



 事件発覚後、潜んでいた人物は警察官によって連れ出された。しかし、隣人が招き入れ宿泊を許可していたという背景があったため、法的に不法侵入として立件することは困難で、逮捕には至らなかったという 。



 クロエは事件後すぐにケント州のアパートを退去した。現在は別の都市へ移住しており、安全な環境で生活を送っている。誰もクロエの話を信じなかったにもかかわらず、当時は PTSDや精神的な問題に苦しんでいた時期でもあったため、クロエは「誰のせいにもしていない」とした上で、こう締めくくった。



 「ようやく自分が正しかったことが証明されて安堵したけれど、数ヶ月間も薬を飲み続け、周囲から狂人扱いされていた事実にはショックを受けた。今では笑い話として話せるようになったが、自身の直感を信じる大切さを痛感している」



文:BEST T!MES編集部

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