山中竹春横浜市長をパワハラ告発した人事部長が異動に…議会閉会...の画像はこちら >>



 今年の1月にパワハラの告発を受けた横浜市の山中竹春市長。3月18日に開かれた市議会では、各会派からパワハラ問題の追及を受けていたが、まともに答弁せずに逃げ回っていたことは、BEST T!MESでも報じたとおり。



 そして今回さらに、横浜市でとんでもない人事が行われていたことが明るみになった。



 3月24日に太田正孝市議が自身のXに、山中市長を告発した人事部長が異動になったことを投稿したのだ。太田市議は「なんとかできず申し訳ありません」と謝罪した。



 太田市議のポストを見た横浜市民からはこんな声が。



《事実上の左遷、見せしめ人事でしょうか。「オレに楯突くとこうなるぞ」と言う》



《人事部長が転属?!山中竹春横浜市長が決めたんですね?!》



《このパワハラ市長に不信任決議案を突きつけてください》



 などの怒りがいくつも投稿された。



 区市町村の幹部職員の人事は、行政のトップである区市町村長が握っている。区市町村長は地方自治法に基づき、区市町村の事務を管理・執行する最高責任者であり、職員の任免権(採用・異動・退職の決定)を有しているからだ。



 つまり今回人事部長が異動になったのは山中市長が決定したものである。しかも正式に発表したのは3月24日、市議会閉会のわずか前日だ。



 会期最終日を目前に控えたタイミングでの発表は、議員が問題視しても審議・阻止する時間がない。会期が終われば議会は閉会し、次の議会まで追及の場もなくなる。

年度末の人事異動はよくあることとはいえ、現在の山中市長の状況を考えるとそんな腹の内が考えられるのだ。



 この人事が発表された翌日の市議会では、山中市長が無事に予算が可決したお礼に各会派の控え室に挨拶へと向かった。



 そこで「大切な予算審査の時間を『自身の問題(パワハラ)』で費やしてしまい、心からお詫びします」と述べたが、最後まで自身の言動についての説明や言及、市民への謝罪はなかったという。慣例で挨拶の後に拍手が起こるが、今回は誰も拍手をしなかったそうだ。



 市議会の各会派は、来年の統一地方選を見据えて、山中市長に厳しい態度を取る可能性が出てきた。



 ちなみに告発した人事部長は子供青少年局企画部長となったが、公益通報者として守られることを祈るばかりである。



文:篁五郎

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