3月27日平口法務相は定例会見で、外国人が日本国籍を取得する「帰化」に必要な居住期間を今年4月から厳格化し、現行の「5年以上」から「原則10年以上」に延長すると明らかにした。
国は、外国人が日本国籍を取得する「帰化」に必要な居住期間を「5年以上」としているが、「永住許可」の「原則10年以上」と比べて要件が緩やかだと問題視する声が上がっているため、同じにしたとのこと。
帰化要件が厳しくなったことで一人のJリーガーがショックを受けている。それは、FC町田ゼルビアに所属するMFバスケス・バイロンだ。バイロンは同日に自身のXを更新し、帰化に関するこれまでの経緯を詳細に説明した。
《9歳から日本に住み始めて、2020年1月にサッカーの為にチリの母国に行き、2020年10月に日本に戻ってきた。その時に日本国籍取ることを決意。だが日本国籍取る条件で最低居住5年以上。それをわかった上2022年に申請したものの2023年12月に帰化申請却下》
《そして2025年10月13日で居住5年が経過し今年の2月に2回目の帰化申請をして、現在8ヶ月~1年以上の審査結果を待ってる状況。
4月1日から厳格化し居住10年以上が条件。4月1日までの申請者にも適用されるって書いてるのを見て頭が真っ白です》
と、今回の要件の厳格化に自身の胸の内を明かした。
バイロンはチリ出身で、幼少期から日本で育ち、青森山田高時代には冬の高校選手権優勝を経験。19年にいわきでプロとしてのキャリアをスタートさせ、20年にチリのウニベルシダ・カトリカに期限付き移籍。22年に帰国した後は東京Vや栃木Cでもプレーをした。
落ち込むバイロンに励ましの声をかけるアカウントがある一方で、こんなコメントも。
《居住10年でも、短い。帰化しないで、チリ代表目指せばいい。
とりあえず、ヴェルディから、町田行ってからどこで何してますか》
《バスケスバイロンさんは気の毒だが、外国人なのに生活保護を受給したりとか、脱法民泊を運営する外国人、寺社仏閣を破壊する外国人、子育て支援金を受け取ったり、実際には扶養していないのにも関わらず扶養控除を受けたりする外国人、保険医療を不正に使う外国人が可視化された結果の規制強化の一環》
こんな差別的なコメントも目についた。
法務省はスポーツ選手や研究者といった日本への貢献が認められる人などについては、居住期間が5年以上であれば例外的に「帰化」を認めるとあるが、バイロンの思いは通じるのだろうか。
文:BEST T!MES編集部
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