監督・脚本 深田晃司、主演 松たか子の映画『ナギダイアリー』が、第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ正式出品されることが決定した。



 深田晃司監督作品は、2年連続4度目のカンヌ選出、初のコンペティション部門選出となる。

出演の松たか子、石橋静河、松山ケンイチは、出演作のカンヌ出品は初めて。



 本作は、第39回岸田國士戯曲賞を受賞した平田オリザの代表作「東京ノート」に着想を得て、深田監督が自らオリジナル脚本を書き下ろした作品。



 舞台は、岡山県奈義町をモデルとする自然豊かな町「ナギ」。彫刻家の寄子(松)のもとに、東京と台湾で建築家として活躍する友梨(石橋)が、彫刻のモデルをするため数日間の休暇を取って訪れる。寄子は、友梨の別れた夫の姉だった。若くして妻を亡くした寄子の幼なじみ・好浩(松山)、息子の春樹とその親友の圭太ら、人々との出会いが、日常に揺らぎをもたらすさまを描く。



 『ナギダイアリー』は、9月25日(金)より、新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国でロードショーされる。



〈松たか子コメント〉



『ナギダイアリー』が、海を超えて、歴史あるカンヌ国際映画祭のスクリーンにかかること、大変嬉しく思っております。現地でご覧になっていただく皆様に、なにかを感じてもらえることを祈っています。ささやかな、ダイアリーではあるのですが…。まだ、なんというか、実感がないのですが。でも、嬉しいです!



〈石橋静河コメント〉



『ナギダイアリー』に友梨という役を通して参加できたこと、また今回カンヌという大舞台でお披露目ができることがとても嬉しいです!!深田監督が描いた今回の物語は、さまざまな社会問題が散りばめられていて、それが何気ない会話に大きく深みを持たせているのだと思います。

岡山県奈義町の美しい景色の中、皆で紡いだこの物語が世界中の人に届くと思うと、待ちきれません!



〈松山ケンイチコメント〉



深田監督は絶対に行くだろうと思っていました。おめでとうございます!この作品は岡山県奈義町で撮影されています。日本には奈義町をはじめ様々な地域に美しい景観や自然がありその地に住む方々も地域の美しさに呼応するように美しさを持っているように思います。奈義町でもそうだったように旅人のように訪れた僕たちも沢山心を動かしてもらいました。是非映画を通して日本の様々な地域の美しさを実際に訪れて体験していただきたいと思います。



〈深田晃司監督コメント〉



『ナギダイアリー』の映画祭選出、光栄に思います。松たか子さん、石橋静河さん、松山ケンイチさん、川口和空さん、藤原聖さんら俳優たちの活き活きと生きる姿、手練れのスタッフによる上質な仕事の成果を世界中の人々に見てもらえることに、とてもわくわくしています。私は映画祭をよく魚市場に例えます。そこには獲れたての新鮮な魚たち=映画たちが並び、自分の店にあった作品を探しに世界中から映画を愛する人たちが集まります。ご縁あって、岡山県奈義町産の映画は南フランスの港町の網に引っかかりました。山あいで獲れたこのちょっと珍しい魚を市場の棚に並べようと思った漁師たちの目利きに感謝しています。一方で当然ですが、映画の価値は映画祭のみでは計れません。

網にかかった魚とうまいこと網をかいくぐった魚、どちらがより美味しいかなんて簡単に決めてかかれることではありません。ぜひ皆さんご自身で味わってお口に合うか確かめて頂ければ嬉しいです。最後に。この映画作りを長年にわたり支えてくださった奈義町の皆さんに最大級の感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。



 





文:BEST T!MES編集部

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