ぼくが藤田田さんの本を読んでひきつけられたのは、そのパワフルさ。あれだけの成功を収めたのに、“炎上”を恐れずにズバズバ言う。本の中では、お金を稼ぐとはこういうことだ、と正面から書いてあって、痛快でした。
本の中で、「モノを売ることは、『カラスは白い』と言うことだ」というくだりがあるんですが、ここがほんとうに好きです。
「カラスは黒い」とか「1プラス1は2である」と、当たり前のことを当たり前にいっていたのでは、だれひとり説得はできない。「カラスは白だ」ということを証明できる、さわやかな弁舌を身につけるべきである。
そんな弁舌を武器にしなければならない時代なのだ。その弁舌を武器にできれば、太陽は西から上がる、ということだっていえるようになる。
「太陽は西から上がります。たまたま、今日は東から上がりました。しかし、明日は西から上がります」
こういって相手を説得することも可能である。そういったことをいえるようでないと、金は儲からない。当たり前のことを当たり前にいっていたのでは儲からない。(『ビジネス脳の作り方』より)
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』というぼくが好きな映画で、ディカプリオ扮する主人公が「俺にボールペンを売ってみろ」と言うシーンがあります。そこで営業とはなんたるかを味方に教えるわけですが、単純に機能やデザインがいいとアピールしても買わない。買わせるためには、買ってもらいたい人に話を聞いて、その人の中からボールペンを買う理由を見つけて、そこを刺激する。
要は、買う気がなかった人を、いかに買う気にさせるか。
そのときに必要なのが、「カラスは黒い」と思っている人に、「いやいやカラスは白いのかも…」と思わせるほどの気概と弁舌法なんだと、つながりました。
ぼくが手がけている「幸福洗脳」も同じ。(字面だけを見て)「幸福洗脳だなんて恐ろしい!」と言われても、「いやいやそんなことはない。
(第2回に続く)
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