自分はカメラマンです。釣りに関わる仕事についているわけでもなくただの釣り好きです。

 釣りに頻繁に行くようになって、僕の友達に伝えたくて、写真や動画を撮るようになりました。その動画を見た編集者から今回のお誘いがあり、せっかくだからコラムを書いてルアーフィッシングの楽しさをたくさんの人達に知ってもらいたいというのがこの連載の趣旨です。
 第2回は、東京の釣りに適した場所と写真を撮る楽しさについて書きます。 【東京は釣りに適した場所】

 関東で3大ルアーフィッシングと言えばバスフィッシング(ブラックバス)、トラウトフィッシング(ニジマス、ヤマメ、イワナ)、シーバスフィッシング(スズキ)と言っていい。

 釣りといえば、山や川の上流、海の沖など、すごく離れた場所で、というイメージをすると思いますが東京はどれも割と近い移動距離で済むんです。

バス釣りなら山梨の富士五湖、神奈川の相模湖、千葉の湖や野池。トラウトなら栃木や群馬。シーバスなら東京湾。

 東京湾のシーバスは東京、千葉、神奈川どこでも釣れるし、岸からの釣り(陸っぱり)で荒川、墨田川、旧江戸川も盛んです。

 

 ルアーフィッシングをやってみたい方にオススメなのはボートシーバスかトラウトの管理釣り場。

 リールや竿がレンタルできるところが多く、ルアーは買うことになりますが数千円でを借りれて手ぶら同然で行けるのは超魅力的!

 船長に案内してもらうボートシーバスだと4時間ほどで100匹以上釣れる時があるので思いっきりルアーフィッシングが楽しめちゃうし技術向上にも手っ取り早いんです。

 東京湾には沢山のボート屋さんがあってボートシーバスはこれからどんどん人気の釣りになって行くと思います、午後便もあるので朝早く起きるのが苦手な人にはオススメ。

とにかく釣れる&いきなり60、70、80cmオーバーもありえますから。実際僕の友達は2回目のチャレンジで80cmオーバー(ランカーシーバス)を釣ってしまいましたから。

 いきなりボートはちょっと不安という方にはトラウトの管理釣り場がおススメです、なによりトラウトは魚体が綺麗です!

 設備もちゃんとしているところが多いので安心だし女性や子供と一緒に行くには最適です。釣り場も沢山あって魚の大きさ、景色、設備といった選択肢が多いのも魅力です。

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 【記録する楽しさ】

 釣り人だから見ることができる景色って確かにあるんです。以前は釣ることに夢中で釣りの最中に写真や動画を撮るなんて考えられなかったんですが、経験値が上がるにつれて技術的にも心にも余裕ができてきて、よくよく考えたら自分達が見ている景色ってちょっと特別なんじゃないかって、せっかくだから記録に残しておこうって思うようになってきたんです。

 友達と一緒に釣りに行くときには必ず動画を撮って短く編集したデータをあげるんです。

 今の時代それぞれのSNSに使えるし、大物を釣った時にだいの大人が喜びで震えている姿や僕自身興奮して叫んじゃってるなんて普段はなかなかみられない自分達の姿を後でニヤニヤしながら見返すのも面白いですからね。

 また撮ることは別のメリットもあって記録しておくことによって気象、時期、状況、場所などをデータ化できることであとあと役立つ資料にもなります。経験値があがれば釣果につながるのは間違いないですからね。

 釣りに行く時に持っていくのは一眼レフデジタルカメラ、フィルムカメラ、アクションカメラ、ドローン、ジンバルなど。釣り場や一緒に行くメンバーによって最適な機材を選びます。

写真家と。釣りのある風景と。 ~釣りすることと記録する楽しさ~
 

 僕は1年中釣りに出かけますが、やっぱり涼しくなるこれからがルアーを投げるには気持ちいいシーズン!

 休みの日には釣りへ!っていう生活もいいですよ、基本朝早く起きなければいけないので規則正しくなるし、運転があるのでお酒を飲む機会も減る。なにより朝早い時間の景色って素敵なんです!!!

 どこか遠くに行かなくてもきっとみられる特別な景色。

 今後は釣りにまつわる色々なことを交えつつ、基本は写真と動画を中心に僕が体験した楽しさをできるだけ熱量をもって伝えて行きたいと思います。

写真家と。釣りのある風景と。 ~釣りすることと記録する楽しさ~
 
写真家と。釣りのある風景と。 ~釣りすることと記録する楽しさ~
 
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