常に相手の期待値を超える方法を考えている
僕が仕事をするうえで、常に考えているのは100点以上の取り方。相手が100点を期待してふってくれた仕事に対して、100点で返していては次はない。相手の期待値を超えないといけないと思っているんです。
ただし、相手が考えている内容とかけ離れた方向性を示して、「どうだ、すごいだろう」ではダメ。あくまでも、与えられた台本に何を足せば期待値を上回れるのか。そこをじっくり考えます。
予備校の講師の仕事も同じですね。普通にテキストをやっておしまいという先生も多いんですよ。でも、僕からすればそれはあり得ないことで、どう内容を深めるか、さらなる学習にどうつなげていくかといつも考えています。ベースとして与えられたものはいじらずに、より良くする方法を提案すること、これが僕の基本的なスタンスです。
もっとも、テキストが明らかに悪い場合には示唆しますよ。ある予備校のテキストなんて、ゴミ箱に突っ込みたくなったほど最悪で……。
実際、ある番組の収録で納得がいかなかったときに、マネージャーが「あれでいいんですか?」と言ってきたことがあります。確かに僕も満足はしていませんでした。でも、そのときは代案が浮かばなかったんです。ということは、文句を言う資格もない、僕はそう考えます。
代案を出す場合には、伝えるタイミングも重要です。収録の現場で「こうしましょう」と言うのは、交差点に入ってから助手席で「そこ、左」と指示するのと同じ。打ち合わせなど前の段階で伝えなければ反映はできません。そのタイミングを逃してしまったなら、自分のミス。
そのせいで準備にかける時間は、どんどん増えていますが、仕事のオファーはずっと増えるいっぽうです。ありがたいことです。
明日の第十一回の質問は「Q11.労働問題が頻繁に報道される昨今、若いビジネスマンの働き方についてどう考えていますか?」です。
※この記事は2月15日までの限定公開です

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