父親が休みの日に作っていたという、思い出のカレーの味を再現! 「何の変哲もないフツーのカレーなんですが…」と言う藤井さん。でも作ってみたらやっぱりひと味違った!
あわせて読みたい:なぜ男は料理でいつも煮込みたがるのか?<具材>豚バラ肉-400~500g
玉ねぎ-2玉
塩-適量
胡椒-適量
酒-150ml
小麦粉-大さじ3杯強
コンソメ-1片
カレー粉(S&B)-大さじ3杯
醤油-少量
ケチャップ-大さじ1杯
中濃ソース-大さじ1杯
ウスターソース-大さじ1杯
サラダ油-大さじ2杯強
1:鍋に油を少量引いて豚バラ肉(塩、カレー粉で軽く下味をつけたもの)を全体の半量炒める
表面がカリッとなるまでしっかりと炒めましょう。「半量だけ」がポイントです。
2:別の鍋に油を引き、薄切りにした玉ねぎを全体の半量だけ炒める
3:玉ねぎにしっかりと火が通ってきたら小麦粉、カレー粉を加える。ダマにならない様にしっかりと混ぜながら炒める

これがルゥになります 。
4:ルゥに水、酒、コンソメを加えてルゥをのばしていく
5:あらかじめ炒めた豚バラ肉、生のままの豚バラ肉、半量残しておいた玉ねぎを加える


玉ねぎは最後にトッピングに使うので少~しだけ残しておきます。
6:アクを取りながら煮こんでケチャップ、中濃ソース、ウスターソースを加える

男子はちゃんとこの間に洗い物をすること! 洗い物をするところまでが料理なのだ!
7:ご飯にカレーをかけてみじん切りに刻んだ玉ねぎを上からかけて完成

完成! 刻んだ玉ねぎが食感のアクセントに。カレー粉から作るルーの味は、甘すぎず辛すぎず、なんだか懐かしい。カリカリに焼かれた豚バラ肉と、茹でた豚バラ肉も絶妙にマッチしていて、食べごたえもあり。

「これっす、これっす、この味、オヤジのカレーっす! やっぱりオヤジのカレーはいいなあ。母親のとは違って(ボソ)」
…と最後に余計なことを言いかけましたが藤井さんもご満悦。いまはカレーチェーンのお店も人気を博しているが、本当に美味しいカレーは、じつは家庭の中にあるのかもしれません。
さて突然ですが、思い出の料理を振り返る本連載「めめし飯」は、今回が最終回です。またどこかで会える日を!