こんにちは。
さて、いいかもと思った女性と会話をしていて、雰囲気がほぐれてきたら、好みのタイプについて質問したりすることもあると思います。
そんなとき、「好きなタイプ……優しい人かな」と答える女性って、ものすごく多いですよね。でも、「それってどういうこと?」と思ったことありませんか? 「優しいって具体的にどういうことなの?」と。
今回は、女性が曖昧に語る「優しさ」のヒミツについて、バシッと解き明かしていきたいと思います。
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皆さんは女性から「優しい」と言われたことがありますか?
「なくはない」という人もいれば「結構言われる」という人、「全然言われない!」という人もいるでしょう。
そしておそらく、「優しい」とよく言われる人の中には、そのことをあまり良いことだと捉えていない人が多いのではないでしょうか。少なくとも恋愛においては。
というのも、女性が男性に面と向かって「優しい」と言う場合、残念ながら、相手が本命ではないケースが多いから。
たとえば、女性が男性に恋愛の悩みを相談しているときとか。他にも何か困りごとがあって助けてもらったものの、特に恋愛感情はないときとか。
一方で、男性の優しさが女性の恋愛感情をグイーーーン! と刺激することもあります。
「えっ、うそっ、あのっ………」とか、「あ、ありがと………」とか、どこか動揺しながらの反応になるはず。大事なのは「………」です。言語化できない、ときめき炸裂タイムが発生するのです。
では、冷静に感謝だけされる「優しさ」と、ときめきを発生させる「優しさ」とは一体どこが違うのでしょう?
【「ただしイケメンに限る」を信じるべからず 】 ■女性が言う「優しい」の意味結論から言うと、女性をときめかせるのは、自分を「特別扱い」してくれている優しさ。
この人、誰にでもこんな感じに優しいんだろうな……と思わせてしまってはダメです!
えっ、でも「優しい」って、どんな人にも分け隔てなく親切にしたり、心を広く持って接することじゃないの? と疑問に思う人もいるでしょう。
本来、そうだと思います。でも、女性が「優しい人が好き」と言うときの「優しさ」は、そうではないのです。
だから、「女性は優しい人がいいって言うしな……」と、義理チョコをくれた女性全員に2000円のクッキーとかあげちゃダメ!
「○○さん、太っ腹~」「めちゃ優しい~!!」と全員から賛辞を浴びるかもしれませんが、それだけです! あなたを恋愛対象として意識し始める女性は現れません!(ガーン)
それよりも、一番気になっている女性だけに3000円のゴージャスなクッキー、残りの女性たちには1000円のクッキー、という風に本命を特別扱いする方が絶対にいいです。
そう、女性が恋愛に求める「優しい人」とは、自分には特別扱いの優しさを、他の人には普通の優しさを与える人のこと。決して、全ての人に対して神様のように、お釈迦様のようにフトコロ深く接する人ではないのです!
そもそも、女性が本来の意味で「優しい」人が好きなら、女性が男性を振るときの決まり文句が「いい人なんだけど」にはならないはずなんですよね。
ここでいう「いい人なんだけど」は、「いい人なんだけど、色気が足りない」「いい人なんだけど、男っぽさが足りない」「いい人なんだけど、行動力が足りない」「いい人なんだけど……」……そう、結局、ある種の強引さや、ガツンと圧倒させるような言葉や行動が欲しいと言っているのです、女性は。
相手の気持ちをおもんぱかって、戸惑いがありそうなら無理強いしない、そんな優しさを女性は男性に求めていないのです。
いや、そんな優しさを示す時があってもいいのです。でも、常にそれじゃダメ。
【必見!女子が無意識に好感をもつ男の髪型】■終電間際ならどうする?もうすぐ終電だからと店を出て駅に向かう帰り道。「もうこんな時間か……名残惜しいな」とつぶやくあなた。「明日早いから……」と答える彼女。「そっか……」と答えるあなた………ではいかんのです!
そこで相手の気持ちをおもんぱかっちゃダメ! もう一回! もう一回押しましょう! 「もうちょっと一緒にいたいな」と!
そもそも、「この人ないわ~」と思っていたら、終電間際まで2人きりで飲まないです。よっぽどお酒好きな女性なら別ですが。
女性の求める優しさとは、誰にでも公平に優しくすることではなく、相手の気持ちを常に思いやる優しさでもないのです。自分だけを特別扱いして、ときには少し強引に、「迷っている自分を引っ張ってくれる」頼もしさ。それが多くの女性が求める「優しさ」です。
む、むずかしい……!! と思いますよね。
でも、やれるときはやれるんですよ、おそらくどんな男性でも。そういうモードになれば。
そういうモードとはどういうモードかというと、「この女性が全てではない」と思う楽観モードです。
「この人を逃したら自分はおしまいだ」「もう出会いなんてない」という悲観モードに入ると、多くの男性は相手に嫌われたくないという気持ちが先に立ってしまい、簡単に相手に手を出せなくなるし、強引な行動に出られなくなってしまう。その結果、「いい人」で終わってしまうんですよね。
なので、「出会いはある」「魅力的な女性はたくさんいる」という楽観モードになった上で、でも今一番気に入っている女性に対しては言葉や行動で特別扱い。これを心がけ、少しずつでもいいので実践してみてください。今後の出会いも恋愛もガラッと変わってくるはずです。
■具体的に何を言えばいい?でも言葉で特別扱いって何を言えばいいの? と疑問に思う人のために、例を挙げます。
たとえば、退社時の「おつかれさま」は相手が誰であっても普通に言う言葉。言う側も言われる側も、特に深い意味は感じていないですよね。
そんなとき、特別扱いしたい部下や後輩がいるなら、こう言いましょう。
……えっ、そんなんでいいの?? と思った人もいると思います。しかしこの一文には、
・名前を呼ぶ→その他大勢として扱っていないことをアピール
・頑張ってたよね→ちゃんと見ていることをアピール
・また明日→継続的に触れ合う意志があることをアピール
といった具合に、相手を特別扱いしている要素がさりげなく盛り込まれているのです。
ちなみに、心理学のハウツーなどを参考に考えたわけではありません。自分自身の経験を踏まえた上で、言われたら多くの女性が嬉しくなり、相手のことが気になり始め、それでいて下心を感じさせない言葉は何だろう……と考えて作りました。
より親密度を高めたいなら、「今日も頑張ってたね」の部分を「○○さんのおかげで、すごく助かってる」にしてもいいですね。「○○さんが大変そうだと気になるから、何か困ったことあったら言ってね」などもいいと思います。「○○さんが大変そうだと気になるから」を省略して「何かあったら言ってね」だけじゃダメですよ! 大事なのは前者なので。
ちなみにこれらは、会社が同じだったりお互いが共通のコミュニティに属する場合に使えるフレーズですが、そうでない場合についても考えてみました。要は、街コンで知り合ったり婚活サイトで知り合って食事を何度かするようになった相手に使えるフレーズ。
たとえば二人で食事をしている最中。「○○さん、すごく美味しそうに食べるから、見てて楽しい」とか。これは女性の深層心理にジワジワ訴えかけてくる言葉だと思います。見ていて楽しい→そこにいてくれるだけで楽しい→特別な存在。
最後、一気に飛んだな!(笑)というツッコミが入りそうですが、でも男性がこういう台詞を言うときって、そういうことだと思いませんか? オモシロ生物扱いしている場合をのぞいては。
あとは、「なんでか○○さんといると、癒されるんだよな……」などもアリかと。
大事なのは「なんでか」です。「○○さんといると、癒されるんだよなぁ」だと、他の女性にも言っていそうですが、「なんでか」があることで、「こんなこと普通はないんだよ、君といるときだけそうなるんだよ」というニュアンスを込めることができます(書きながら、うんうんと自分が納得・笑)
相手の女性は、言われた瞬間には「そ、そうなんだ」くらいにしか思わないでしょう。でも、家に帰ってから絶対に思い出します。そうです、女性の大好きな「寝る前の反芻タイム」です!(笑)
というわけで、「なんでか」はキラーフレーズとして覚えておいてください。「なんでか君といると笑ってることが多い」「なんでか君には色々話してしまう」「なんでか君といると時間がたつのが早い」……特別扱いがナチュラルに醸し出せる魔法の言葉。もちろん会社の気になる女性などにも使えます。
ちなみに、これは特別扱いの第一段階であって、もしこれらを発していったことで相手の女性が自分に興味を持ち近づいてきてくれていると感じたら、次はもうちょっと好意をハッキリ示す言葉を伝えた方がいいです(それはまた別の機会に)。
女性の求める「優しさ」を持つ男性になるには、少しずつ行動していくしかありません。特別扱いが少しずつでも良い反応となって返ってくれば、自分に自信が持てるようになります。自分に自信が持てるようになれば、恋愛に対して楽観的になっていきます。楽観的になれれば、少し強引な行動にも出られるようになります。結果、あなたはどんどん魅力的になっていくので本命の相手との成就率が高まるし、もしうまくいかなくても、他の魅力的な女性が必ず現れるという寸法です。
特別扱い+ちょっぴり強引=女性の求める「優しさ」
心の手帳に、なんなら本物の手帳に(笑)メモしておいてください!!
【「ハゲ」「デブ」「チビ」でもモテる男性は何が違うのか?】