日本史の実行犯 ~あの方を斬ったの…それがしです~ 武田四天王・山県昌景を狙撃した男

 これに対して武田勝頼は、

勝頼「いくつになっても、命は惜しいものだろうな」

 と嘲笑(あざわら)い、聞く耳を持ちません。激怒した山県昌景は「最期の盃(さかずき)」を武田勝頼に進上して、

昌景「我らも戦死をいたす決意ですが、御屋形(武田勝頼)も戦死あそばされましょう」

 と言い残して退出し、馬に乗って兜の緒を締めて、周囲の家老たちと「ここで討ち死にを」と覚悟を決めて、ただちに戦場に向かいました。

馬防柵をめぐり一進一退

 世に言う「長篠(設楽原)の戦い」は、この日の早朝から始まりました。
 序盤は武田軍が激しく攻め立て、馬防柵の外に陣を張っていた徳川・織田連合軍を柵の内側に追い込むなど武田軍が優勢に進めました。
 この戦で山県昌景の「赤備え」1500騎が相手としたのが、新助が属していた徳川軍でした。決死の攻撃を仕掛けた山県昌景は徳川軍を後退させたものの、潰走させるまでには至りません。
 そこで山県昌景は武田軍の陣の左翼に回って、柵のない部分から徳川軍の陣地に攻め込もうと考えました。
 徳川家康はこの作戦を見破り、山県昌景の軍勢を柵の内側へ入れさせないようにただちに命令を下しました。こうして、馬防柵を巡って両軍の一進一退のせめぎ合いが続きます。
 そういった中で「馬防柵を破られてはならない」と、柵の補修を家臣に任せず率先して自分で行う、名のありそうな武将(羽柴秀吉だったと言われる)の姿が徳川・織田連合軍にありました。これを見た山県昌景は、


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