何回も行ってるはずなのに、行くたびに悩んでしまうのが洋服の「試着」。
そこでSTREET JACK編集部がお店で「絶対に失敗しない」試着の基本を総まとめ!
今回はこれからの季節欠かすことのできない「Tシャツ」の試着方法をお届けします。
Tシャツは首元が9割! 店員が教えてくれない「試着」基本のき...の画像はこちら >>
Tシャツの中でも失敗しやすいUネックとVネック。詰まりすぎも、ゆるすぎるのも×
鎖骨がチラ見えする程度で

 袖や裾ももちろん大切だが、「Tシャツをおしゃれに見せる」ということを考えると、首回りが一番重要だ。
 首が詰まって窮屈そうだったり、逆に胸元が開きすぎてセクシーすぎると、どんなにいいTシャツを着ていても台無し。例えば、古着のロックTシャツはもともと首元が詰まったものが多いし、海外ブランドのゆる首Tシャツは体型の良い外国人向けサイズで作られており、日本人が着ると胸元が開きすぎてしまうこともあるので、特に注意したいところ。
 またお店によっては、肌に直接触れるため、Tシャツの試着を断っているところも。そういうときは、お店の人などに背中で肩の位置を合わせてもらうと、大きな失敗は防げるのでぜひ。

 
Tシャツは首元が9割! 店員が教えてくれない「試着」基本のき
 VネックTシャツの失敗例 正解はこちらVネックの試着は?着る人の体型を選ぶ超難関なTシャツ!

 特にやせすぎの人は胸板が薄いぶん、Vの角度がきつく出て胸元がだらしなく開いてしまいがち。Vのラインに補強がされているものや、角度がゆるいものを選ぶのがベターだ。
 

 

Tシャツは首元が9割! 店員が教えてくれない「試着」基本のき
 UネックTシャツの失敗例 正解はこちらUネックの試着は?本当の「U」字は危険!? 正解は…

 そのままアルファベットの「U」の字みたいに胸元を開けるのはやりすぎ。肩が首から約1~2cm、胸元は鎖骨がチラリと除くぐらいのカーブを描くくらいが理想的な着方だ。

 

Tシャツは首元が9割! 店員が教えてくれない「試着」基本のき
季節を問わない基本の「丸首」、夏に増える横に広い「ボートネック」。

 

Tシャツは首元が9割! 店員が教えてくれない「試着」基本のき
丸首Tシャツの失敗例 正解はこちら丸首Tの試着は?鎖骨の上に首元が乗っかるイメージ

 よほどの年代物でない限り、やや緩めの首元で着こなすのが基本。

きっちり首元まで詰まったものはアウト、と考えて。Tシャツの首元が鎖骨のラインに沿ってラウンドするぐらいが、キレイに見せるコツだ。
 

 

Tシャツは首元が9割! 店員が教えてくれない「試着」基本のき
 ボートネックTシャツの失敗例 正解はこちらボートネックの試着は?チラ見せはあり、見せすぎに注意

 ボーダーカットソーなどで多くみられる、首回りが横方向に広がっているこのタイプ。Uネックよりもさらに横幅が広がっているので、タンクトップのチラ見せなどにも適している。ただし、肩幅の狭い人やなで肩の人が着ると、イラストのようになってしまうので、注意しよう。

 

 
Tシャツは首元が9割! 店員が教えてくれない「試着」基本のき
「裾の広がり」も見逃せない【おまけ】
試着するときは「裾の広がり」もチェック

 肩の位置を合わせるのは、シャツの試着パターンと同じ。ただ、シャツと違ってロールアップすることはあまりないので、袖は入念にチェックしよう。二の腕半分の位置で、指が縦に2本入るぐらいのゆとりをもたせたい。

 

 

 今回紹介した試着のテクニックは、一般的に「自分の体型に合った」試着の基本。「あえてオーバーサイズで着たい」などの場合も、この基本を把握した上で自分なりに崩していくと、より体型に合ったサイズ遊びができるようになる。ぜひ買い物のときに実践してみて!

 

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