そこでSTREET JACK編集部がお店で「絶対に失敗しない」試着の基本を総まとめ!
今回はこれからの季節欠かすことのできない「Tシャツ」の試着方法をお届けします。
鎖骨がチラ見えする程度で
袖や裾ももちろん大切だが、「Tシャツをおしゃれに見せる」ということを考えると、首回りが一番重要だ。
首が詰まって窮屈そうだったり、逆に胸元が開きすぎてセクシーすぎると、どんなにいいTシャツを着ていても台無し。例えば、古着のロックTシャツはもともと首元が詰まったものが多いし、海外ブランドのゆる首Tシャツは体型の良い外国人向けサイズで作られており、日本人が着ると胸元が開きすぎてしまうこともあるので、特に注意したいところ。
またお店によっては、肌に直接触れるため、Tシャツの試着を断っているところも。そういうときは、お店の人などに背中で肩の位置を合わせてもらうと、大きな失敗は防げるのでぜひ。

特にやせすぎの人は胸板が薄いぶん、Vの角度がきつく出て胸元がだらしなく開いてしまいがち。Vのラインに補強がされているものや、角度がゆるいものを選ぶのがベターだ。

そのままアルファベットの「U」の字みたいに胸元を開けるのはやりすぎ。肩が首から約1~2cm、胸元は鎖骨がチラリと除くぐらいのカーブを描くくらいが理想的な着方だ。


よほどの年代物でない限り、やや緩めの首元で着こなすのが基本。

ボーダーカットソーなどで多くみられる、首回りが横方向に広がっているこのタイプ。Uネックよりもさらに横幅が広がっているので、タンクトップのチラ見せなどにも適している。ただし、肩幅の狭い人やなで肩の人が着ると、イラストのようになってしまうので、注意しよう。

試着するときは「裾の広がり」もチェック
肩の位置を合わせるのは、シャツの試着パターンと同じ。ただ、シャツと違ってロールアップすることはあまりないので、袖は入念にチェックしよう。二の腕半分の位置で、指が縦に2本入るぐらいのゆとりをもたせたい。
今回紹介した試着のテクニックは、一般的に「自分の体型に合った」試着の基本。「あえてオーバーサイズで着たい」などの場合も、この基本を把握した上で自分なりに崩していくと、より体型に合ったサイズ遊びができるようになる。ぜひ買い物のときに実践してみて!