
タイ、個人投資家向け「デジタル投資トークン」を2か月以内に発行
タイ財務省は約1億5000万ドル(約219億円)規模のデジタル投資トークンを今後2か月以内に発行する計画だ。
「ブルームバーグ」など外信によると13日(現地時間)、タイのピチャイ・チュンハワジラ財務相はこの日の会見で、「今回のトークン発行は政府の予算借入れ計画の一環として推進され、投資家に銀行の預金より高い収益率を提供することを目標とする」と明らかにした。
このデジタル資産は「Gトークン(G-Token)」という名称で発売され、伝統的な債権や負債性金融商品とは異なり、負債ではない形態で公共資金を調達する方式になると財務省は説明した。
今回の措置はことし初めに、現首相であるペートンターン・シナワット(Paetongtarn Shinawatra)氏の父親で元首相のタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)氏が「国債で担保されたステーブルコインの発行を検討しなければならない」と提案した後に出た。