地方銀行の苦境が続いている。貸出金利は低下傾向が続き、本業で稼ぐ力は低迷したままだ。
コンコルディアFGの19年4~9月期の連結純利益は前年同期比3.8%減の300億円。横浜銀の純利益は同8.5%増の309億円で4期ぶりに増加に転じた。しかし、東日本銀が11年ぶりの17億円の最終赤字に転落したことが痛手となった。そのためコンコルディアFGは20年3月期の連結純利益を前期比7.8%減の500億円に下方修正した。1.3%増の増益予想から一転。減益となる。
東日本銀は不動産業向け融資の自己査定を厳しくし、与信費用が当初想定を上回る。
後任頭取には、横浜銀行の大石慶之・代表取締役常務執行役員が12月1日付で就任する。85年、早稲田大学商学部を卒業して、横浜銀に入行。蒲田支店長などを経て、13年から執行役員として融資部長、人財部長を歴任。16年に取締役に昇進。
都内で記者会見したコンコルディアFGの川村健一社長(前横浜銀行頭取)は「横浜銀からトップを送ることで再建への責任感を持ちながらグループの一体感を高めたい」と話した。今後は収益力の改善に向け、店舗数を3割減となる55カ所に減らすなど、横浜銀主導で営業体制の見直しを行う。
横浜銀と千葉銀が提携した理由昨年4月、金融庁の有識者会議が出した報告書に銀行業界は驚いた。「地域金融の課題と競争のあり方」と題したリポートはこんな未来を予想していた。
「和歌山、富山、島根など23県で地域銀行が消え、京都、愛媛、熊本など13道府県では1行なら存続、神奈川や愛知、大阪など10府県でも2行しか生き残れないかもしれない」
46道府県別に存続可能な行数を試算したもの。将来の人件費やシステムの費用を収益で賄えるかどうかなどを調べて導き出した。報告書は「人口減少が進む見通しで、本業である貸し出しの残高の大幅な減少が予想される」と指摘した。金融庁はかねてから地銀の再編を促してきたが、遅々として進まない。報告書は早急な再編を促したものと受け止められた。
地銀最大手の横浜銀行と3位の千葉銀行が今年7月10日、業務提携で合意した。
「東日本銀のビジネスモデルと横浜銀、千葉銀のビジネスモデルはかなり違う」。横浜銀の大矢頭取は単体で取り組む理由をこう述べた。横浜・千葉の連携は神奈川、千葉、埼玉を束ねるスーパーリージョナルバンクを視野に入れたものだ。その前段階として、コンコルディアFG傘下の東日本銀の不動産ファンドに近いビジネスモデルを、横浜銀と千葉銀と同じ土俵の企業融資中心に変える必要がある。これが、横浜銀が東日本銀に頭取を送りこむ本当の狙いだとみられている。
(文=編集部)

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