女優・唐田えりかとの不倫が発覚した俳優・東出昌大。早くも東出の仕事に影響が出始めている。
東出がCM出演している4社は、すでにHP上のCM動画を削除。主演ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)が放送中だが、報道直後の第2話の平均視聴率が前話より2.3ポイントもダウンするなどの影響が出ている。
「東出にとっては民放連ドラ初主演というビッグチャンスでした。また、テレ朝も人気シリーズ『相棒』に続く息の長いシリーズにすべく、相当力を入れていただけに、制作サイドの東出に対する怒りは相当なものでしょう」(テレ朝関係者)
一方、お相手の唐田も放送中の連続テレビドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)の出演自粛を発表。27日に放送された『100文字アイデアをドラマにした!』(テレビ東京)第4話では、唐田が出演予定だった第5話の予告が放送されず、放送見送りの方向で検討中とも報じられている。
「唐田は女優としてはもう終わったも同然ですね。高校2年生の時に芸能界入りしましたが、少し華やかさに欠けるということで、所属事務所の先輩である広末涼子や戸田恵梨香のようにヒロインや主演を張るのはなかなか難しいと思われていて、少し地味目な容姿を生かせないかと模索している時期もありました。
そんな燻っていた唐田に来た初めてのビッグチャンスが、東出との出会いとなった映画『寝ても覚めても』のヒロイン役。舞台あいさつでは、不遇な自分の芸能生活を振り返って涙を流し、東出もそんな唐田の初々しさに引かれたのかもしれません。
この映画は作品としての評価もさることながら、実はヒロインを演じた唐田の演技が映画業界内で結構評判が良く、女優として“まさにこれから”という時期でした。そのため、今回の不倫発覚後、『せっかく良い映画でハマり役に巡り合えたのに、もったいない』という声もあります。この映画をみてもらえばわかりますが、実際に女優としては素晴らしい才能を持っていただけに、残念ですね」(映画業界関係者)
そんな唐田の今後について、テレビ局関係者は語る。
「東出は心を入れ替えて夫婦関係の修復がかなえば、徐々にではあるものの仕事で復活できる可能性はないこともない。一方の唐田は厳しい。まず、杏の所属事務所であるトップコートは多くの人気俳優を擁しており、老舗かつ大所帯のワタナベエンターテインメントとも関係者が深い。そんな両事務所を敵に回してまで唐田を起用するところは、ありませんよ。もちろん他の事務所的にも、自分のところの俳優と唐田を共演させたがらないでしょう。世間的にも、日本中の女性を敵に回してしまった。業界的には、すでに事実上の芸能界引退という見方です」
不倫の代償は大きいようだ。
(文=編集部)