AKB48をはじめHKT48、STU48の元メンバーであり、現在はタレントとして八面六臂の活躍を見せる指原莉乃(27)。そんな彼女の発言が、多くの共感を集めているという。
指原は2日、トークバラエティ番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)にMCのひとりとして出演。この放送回では、今年で結成23年を迎えるというアイドルグループ、モーニング娘。が特集され、掲げられたテーマは「モーニング娘。を愛しすぎる女」であった。ゲストには、モデルの市川紗椰(33)、コラムニストの犬山紙子(38)、女優の小川紗良(24)など、同グループのファンを公言する女性芸能人たちが迎えられ、おのおのがモーニング娘。への愛を語ることとなった。
「番組中で指原は、モーニング娘。のなかの“推し”として(10期メンバーの)佐藤優樹を挙げたほか、『最初は亀井ちゃん、えりりん(6期メンバーの亀井絵里)が一番好きだったんですよ。(亀井が卒業して)ちょっとしょんぼりしてたところに、(9期メンバーの)鞘師(里保)さんが入ってきて。鞘師さんにハマって、でまーちゃん(佐藤)を好きになったんです』と、自身の“推しメン遍歴”について説明するなど、自身が大ファンであるモーニング娘。について熱く熱く語っていましたね」(芸能ライター)
ファンは「モー娘。」ではなく「モーニング」「娘。」などといった略称を使用さらに指原は、自身もモーニング娘。のオーディションを受けたものの、書類選考で落ちたことなどを明かしていたが、なかでも話題となったのは、同グループをどう呼ぶか、略称について語られたシーン。
指原同様MC陣のひとりであるSHELLYが、「“モー娘。”っていうじゃないですか? 後藤さんは」と、同じくMCのフットボールアワー・後藤輝基をはじめファンでない一般人は「モー娘。(もーむす)」と呼称することが多いのではないかと指摘。対して、ゲストをはじめ同グループのファンは「みんな“モーニング”って言ってません?」と、あまり「モー娘。」という呼び方はしないのではないかと疑問を投げかけたのだ。
「これに対して市川が、『“モー娘。”とは言わないですね。“娘。”(むすめ)って言う方もいます』と発言。これに指原は、『“モー娘。”って言う人は、ファンには多分いないと』と説明を加えました。これに対して後藤は、『なんで、なんで? モー娘。やんか』と反論したものの、指原は続けて『本人たちも“モーニング”って言うんですよ』と説明。
後藤がこれについて『“キムタ”クじゃなくて、木村なんや』と、木村拓哉の名前を使ってボケると、指原は失笑しながらも『でも、ファンの人は“木村君”って言うじゃないですか』と返し、共演者はみな納得していましたね」(同・芸能ライター)
この件に対しネット上では、「私も“娘。”って呼んでる」「関ジャニ∞のファンだけど、“エイト”って呼んでる。きっと同じことだよね」と、指原の指摘に対して共感の声が続出。
どうやら、一般に流布している略称と、ファンが愛を込めて呼ぶ略称に違いがあることは、他アイドルでもよくある事例のようで、指原のこの機転を利かしたMCや“モーニング娘。愛”に対しても、多くがポジティブな評価をしている模様だ。
指原莉乃「九州北部最強の女ヲタ」の伝説も「指原は、小学生の頃からの熱狂的なハロプロファンとして知られています。彼女は大分県出身ですが、2000年代半ばには、九州地方ではかなり名の知れた“女ヲタ”(女性ファン)であったことなども公言しており、同じくハロプロファンとして知られるAKB48の柏木由紀(鹿児島県出身)と共に、『九州北部最強の女ヲタだったのが指原莉乃、九州南部最強の女ヲタだったのが柏木由紀』などといった“伝説”もありますね。
そうした長いファン歴もあってか、今回番組で紹介した“推しメン”のほかにも、目標の人物として、モーニング娘。2期メンバーの保田圭の名を挙げたりもしていますね。2019年5月に放送されたバラエティ『いまだにファンです!』(テレビ朝日系)では、ゲストに迎えた保田に対し、自身が初めて握手したモーニング娘。メンバーが保田であり、『ガッと来る目ヂカラには魂が抜かれる感覚があった』などと発言。
イジられキャラとしてブレイクしたことについて保田が、『私にも応援してくださるファンがいるんだ、ということが本当に心強くて』と、涙ながらに当時を振り返ると、『自分と重なるところもあって、ぐっと来ちゃいました』と、指原がもらい泣きするなどのシーンもありましたね」(同・芸能ライター)
くしくも、この『今夜くらべてみました』の放送翌日となる3日には、指原が“推しメン”として挙げた鞘師里保が、篠原涼子などを擁する大手芸能プロ、ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属し芸能活動を再開させることを各メディアが報道。
(文=編集部)