10月末でジャニーズ事務所を退所した“山P”こと山下智久が、早くもハリウッドスターへの階段を高速で駆け上がろうとしている。フォロワー数まもなく500万人に達しようかという勢いの自身のインスタグラムで、現在カナダ・トロントで撮影中の映画『The Man from Tronto(原題)』の共演者たちとのスリーショットを披露。
ある映画ライターは次のように語る。
「山Pはウィル・スミスの息子と親友で、2人は俳優仲間という共通点もある。その流れでウィル・スミスや彼のマネージメントチームとも懇意になり、今回のハリウッド進出もウィル組がバックアップしているといいます。今までさまざまな日本の俳優が海外に渡りましたが、ハリウッドスターのバックアップを得ているのはかなり珍しいケース。ウィル・スミスは制作者としての顔も持っているので、かなり太いパイプだといえるでしょう。
今年6月から世界30か国に配信されたHuluのドラマ『THE HEAD』の撮影では、山Pはマネージャーもつけずに単身でスペインに渡り、長丁場をひとりでこなしたとか。英語だけでなくスペイン語もマスターしていたといいます。ジャニーズで培ったストイックな役作りが海外でも高く評価され、今回の映画にも繋がったようですね」
未成年飲酒騒動は、山下智久からすれば“とんだとばっちり”山Pといえば8月に、未成年女性との飲酒、“お持ち帰り”疑惑を「週刊文春」(文藝春秋)に報じられ、活動自粛中だったはず。それが、急転直下の“ジャニーズ事務所を退所してハリウッド進出”となったわけだが……。
ことの顛末を、ある芸能関係者は次のように明かす。
「昨今、ジャニーズ事務所に吹き荒れる“活動自粛”や“退所騒動”に関係者もファンも辟易としてますが、山Pの場合、年齢確認をしたのに相手女性が『20歳以上です』と偽って深い関係になったとのこと。
しかし、清廉潔白なイメージを大切にするジャニーズ事務所としては、山Pだけ特別扱いするわけにもいかず、ハリウッドからオファーが届いたときも、山Pの活動再開を認めるには早すぎるタイミングだった。それに対し、そもそも今回の処遇には納得がいってなかった山Pが、『だったら事務所を辞める』と言い出すのはある意味当然で、事務所もこれを認めるしかなかったのでしょう。それぐらい、山Pはジャニーズ事務所に貢献してきましたからね」
ジャニーズとの“業務提携”も視野に入れて活動を続けていく山下智久確かに山Pはジャニーズきっての正統派アイドルとして数々の記録を打ち立てつつ、亀梨和也と組んだ「修二と彰」名義による『青春アミーゴ』(2005年)は国内累計162万枚の売り上げを記録。また、俳優としては人気ドラマ『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』(フジテレビ系)で主演を張り、その映画版(2018年)では興行収入93億円という大ヒットも記録した。
「タッキー(滝沢秀明)に憧れて11歳でジャニーズ事務所に入所。以来タッキーにかわいがられ、『山P』の愛称もタッキーが命名したほど。ジャニーズイズムを継承して裏方の道を選んだタッキーから、今も絶大な信頼を寄せられているといいます。
結果論ですが、未成年飲酒問題での山Pへの処分は、もう少し軽いものでもよかったのではないか。
山Pの今までの実績も大きいですし、今後は外国で活動する予定ですから、ジャニーズに残っているほかのジャニタレとも活動の場はまずかぶらない。今後、ジャニーズとの水面下での業務提携も視野に入れてやっていくという噂もありますね」(前出・芸能関係者)
帝王・ジャニー喜多川氏亡き後、人気タレントの退所が続くジャニーズ事務所において、意外にも「円満独立」を果たしていたという山下智久。次なる主戦場で彼が、“世界の山P”としてその名を轟かせることを心待ちにしたい。
(文=藤原三星)
●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。