かねてから夫のA氏との別居・離婚調停入りが報じられていたタレントの篠田麻里子。そのA氏が、篠田と不貞行為におよんだとされる実業家のB氏を提訴したと23日付「文春オンライン」記事は報じた。

「文春」によれば、A氏は篠田とB氏の不貞行為の裏付けとなる証拠資料を多数準備しているといい、その生々しい内容が物議を醸している――。

 篠田の周辺がにわかに騒がしくなり始めたのは、今年8月のことだった。同月発売の「女性セブン」(小学館)は、篠田はA氏から不倫を疑われて大げんかに発展し、A氏が娘を連れて家を出て行ってしまったと報道。同誌の取材に対し、篠田の所属事務所は不倫疑惑を否定した一方、別居の事実や離婚の可能性については「事実確認中」と回答していた。

「その前月には篠田は公式ファンクラブ(FC)【MARIKKO】を9月末に終了すると発表し、『女性セブン』で男女の友人と夜遊びを楽しむ姿も撮られていた。加えて事務所は篠田から別居について正確な情報を伝えられていなかった節もあり、ただ事では済まないという空気が流れ始めた」(週刊誌記者)

 篠田に関する報道は続く。9月にニュースサイト「NEWSポストセブン」は、すでに離婚調停に入っていると伝え、12月発売の「女性セブン」は篠田が妻子のあるB氏と、B氏が所有するタワーマンションの一室で朝まで2人きりで過ごすこともあったと報じていた。

 冒頭の「文春」記事によれば、篠田はA氏との話し合いのなかで不倫を認めていたということだが、週刊誌記者はいう。

「芸能事務所としては、どんなに悪い内容や不利な情報でもタレントが正しい情報を伝えてくれれば、守るためにいろいろと対処のしようがある。だが篠田はいまだにそうせず、この件については事務所に対して誠実な態度を見せていないという話も聞こえてくる。篠田の勝気な性格を考えればさもありなんという気もするが、度重なる不祥事で不誠実な態度を続けて事務所から見限られるかたちで契約解除にいたった木下優樹菜と同じパターンになってしまわないかが懸念される」

行き詰るママタレ路線

 そんな篠田とA氏は、かつては「おしどり夫婦」として知られていた。人気アイドルグループ・AKB48時代は「神7」と呼ばれ絶大な人気を誇った篠田は、2013年7月にAKBを卒業後はモデルを含めファッション関係の仕事をメインに活動。

19年2月にはドッグフードの開発・販売を手掛けるペットブランドを経営するA氏と「交際ゼロ日婚」を果たし、20年4月には長女を出産。YouTubeチャンネル「篠田麻里子ん家」で夫や長女の近況を積極的に発信し、A氏も篠田が出演するテレビ番組やYouTubeに顔出しで登場して仲睦まじい様子をみせ、昨年にはベストマザー賞にも選ばれていた。

「AKB卒業後のタレント活動やファッション関係のプロデュースの仕事は順調といえるほどではなかったが、A氏と結婚後はうまくママタレ路線に転換して、ベビーソープ開発の仕事などにもつながっていた。だが、すでに一連の報道で『良きママ』のイメージは崩れ、A氏との離婚も決定的になった以上、今後の芸能活動はかなり厳しいものになるだろう」(同)

 一方、A氏もまた苦しい立場にいるようだ。11月に「週刊女性PRIME」は、A氏の会社が提携関係にあった獣医師から顧問料等の請求をめぐり訴訟を提起され、金銭トラブルの渦中にいると伝えたのだ。

「篠田サイドとA氏サイドの双方からマスコミを通じてさまざまな情報が発信され、両者による情報戦の様相を呈しつつある。すでにA氏は篠田の不貞相手とされるB氏を提訴したということなので、今後A氏が提示する証拠資料とされるものの内容がじょじょに世間に伝わっていけば、篠田のタレント活動にとっては相当なダメージになることは間違いない。今回の件もあり篠田と所属事務所の関係がうまくいっていないという情報もあり、進展によっては事務所が篠田との契約解除など厳しい態度に出る可能性もある。

 また、B氏も以前から『妻子のある旅行会社の経営者』『メディア出演歴もある』といった情報が報じられていることから、ネット上では誰なのかを特定しようとする動きもみられ、当面は篠田をめぐる報道が過熱するだろう」(週刊誌記者)

(文=Business Journal編集部)

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