9月24日、胆管がんを患っていた女優・川島なお美さんが54歳の若さで亡くなった。10月1~2日には通夜および告別式が東京都青山葬儀所で営まれ、いずれも約1500人が参列、生前に交流のあった著名人も多数訪れ、別れを惜しんだ。



 そんな中、女優・松居一代の発言が波紋を呼んでいる。

 松居は7日、9月に発売した『松居一代の開運生活』(アスコム)の出版記念会見を都内のホテルで行ったが、その際、夫の船越英一郎と川島さんが過去に交際していたことを明らかにしたのだ。

 船越と川島さんの仲は過去にも一部で報じられており、会見でそれについて聞かれた松居は「結婚して3年目に、川島さんと主人である船越が、(過去に)人生のひとときを歩んでいたということを知りました」と告白した。

 さらに、川島さんの逝去後には、2人で川島さんのことを思って赤ワインで献杯したことを明かし、「残念ではございますが、川島さんのご冥福を、主人と一緒にお祈りしています」と語った。

 これについて、「亡くなって間もない時期に、こんなことを言う必要ない」「彼女なりの供養やけじめなのではないか」と賛否両論が飛び交っている。40代の女性は、以下のように語る。

「川島さんに対してもそうですが、夫の鎧塚俊彦さんが悲しみから立ち上がろうとしている今、あえて言わなければならなかったのかは疑問です。新刊をPRするために利用したとしか思えません。そもそも、当事者だけが知っていればいいことで、公表することではないですし、何より鎧塚さんへの配慮が足りないように感じます。松居さんの人間性を疑ってしまいます」

 一方、30代の男性は松居の発言を以下のように受け止めたという。

「噂が一人歩きしてしまうよりは、『きっぱり認めることで水に流す』という思いで発言したのではないでしょうか。松居さんは、船越さんが過去に川島さんの人柄を称賛していたというエピソードも伝えていますし、少なくとも川島さんを貶めるような意図は感じられませんでした。
松居さんのサービス精神の表れではないでしょうか」

●「なんでもネタにする姿勢」が見え見え?

 また、今回の騒動について、テレビ局関係者は以下のように語る。

「記者からの質問に答えるかたちだったため、松居さんが自分からこの話を始めたわけではないですが、受け流すなど、もうちょっと大人の対応をしてもよかったと思います。この会見では、乳がんで右乳房の全摘出手術を受けた北斗晶を見舞った際のエピソードも披露しており、『なんでもネタにするぞ』という姿勢が垣間見えました。

 松居は、考案した掃除道具『マツイ棒』が大ヒットし、現在は投資家としても活躍しています。そのため、お金の動きに異常に敏感になっているともいわれますが、業界内からはさすがに『実利に走りすぎ』との声が聞こえてきます」

 さらに、週刊誌記者はこう語る。

「松居は浮気にも敏感で、過去には船越の携帯電話を煮たり焼いたり、さらには折ったことがあると公言するなど、いわゆる鬼嫁キャラで知られています。船越に対する暴力も認めており、過去には『(浮気したら)船越を殺って、万歳して、刑務所に入る覚悟をしています』と発言して、世間をドン引きさせました。今回の件は結婚前のことだと思われますが、過去の発言より比較的落ち着いたトーンだったため、『これぐらいで済んでよかったのでは』という声もあるぐらいです」

 毀誉褒貶相半ばする松居の言動は、今後も世間の注目を集めそうだ。
(文=編集部)

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