グラビアアイドルの2大巨頭で、同じ“愛人キャラ”が売りの橋本マナミと壇蜜。そんな2人の生き残りをかけた“戦い”が話題になっている。



 11月、檀蜜がイベント出演した際、今年飛躍した橋本の活躍ぶりについて質問を受けた壇蜜が、数秒間の沈黙をつくってしまったことがきっかけ。メディアはこぞって「壇蜜の本音が垣間見えた」と騒ぎ立てた。

 それに対し今月16日、「スマホでUSEN」の新番組『橋本マナミの「羊の数」』を公開収録した際に取材にも応じた橋本は余裕の笑みを湛えて、セクシーさに関しては「それだけは譲りません!」と余裕の笑みで宣戦布告した。グラビア業界に詳しい芸能関係者は語る。

「そもそも橋本と壇蜜を比較すること自体に疑問を感じます。壇蜜のブレイクはまさに奇跡的なものです。彼女はもともとモデルやコンパニオンの派遣業もしている弱小事務所に所属して、2人組で過激なグラビアをやっていました。バストトップはもちろん、かなりきわどい露出も厭わず、その後なし崩し的に解散。事務所は壇蜜をゆくゆくはAV女優に転身させようとしていたといわれており、実際に壇蜜の相方は解散後AV女優の道へ進みました。壇蜜は改名して大ブレイクを果たし、事務所の方針にもともと不満を持っていたため、フィットワンに移籍。同事務所は吉木りさや杉原杏璃などバラエティ番組などにもパイプのあるしっかりした事務所です」

 一方の橋本は、13歳の時に米倉涼子や上戸彩が所属する大手事務所オスカープロモーションが主催する「全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞し、女優としての将来を嘱望される華々しい芸能界入りを果たした。結果的に、オスカー所属中に目立った活躍はなかったが、12年に矢吹春奈も所属するアービングに移籍。
優木まおみなどと同じく、安めぐみが所属するハーモニープロモーションと業務提携している。

「デビューのきっかけやこれまでのキャリア、現在の所属事務所を比較すれば一目瞭然。橋本はいってみれば“エリート”なのです。芸能界に入ってからそれほど辛酸をなめたことのない橋本さんは、壇蜜にライバル心を燃やすようなハングリー精神を持っていません。そういう意味では“余裕”という言葉が当てはまるのかもしれません」(同)

●“NGあり”に

 一方の壇蜜について、同関係者は続ける。

「これまで仕事に対しては基本的に“NGなし”の方針で、働かされれるだけ働かされた反動でしょうか、フィットワンに移籍してから突然“NG”をつくるようになったのです。報道陣を前に『脱いだら品がないと言われ、脱がなかったら脱がなかったで調子に乗っていると書かれるので』などと堂々と不満を口にしたこともあります。『文壇デビューしたい』と話して、文化人を気取っている時もありました。実際に一時の活躍ぶりから比較すると、ここ最近のメディア露出の激減は否めません」

 今後の2人の関係性が気になるところである。
(文=編集部)

編集部おすすめ