かつては傲慢・高飛車キャラでブレイクするも、一昨年の離婚後は一転して“負け犬キャラ”に転向し、バラエティ番組で自虐ネタをばらまいている女医でタレント・西川史子。
その西川は昨年のクリスマス・イヴの12月24日、都内で競馬のテーマパーク「ARIMAEN」のPRイベントに出席。
西川は2010年2月に10年来の友人だったという元葛飾区議会議員で福祉関係会社役員の男性と結婚するも、13年1月には『サンデー・ジャポン』(TBS系)生放送中に夫が「家出中で連絡が取れない」状況になっていることを告白。「反省しているので、帰ってきてください」と呼びかけたが、後日、その原因がゴミの分別をめぐる夫婦喧嘩によるものであることが判明。同時期から離婚を考え、同年11月から別居、翌14年1月に協議離婚が成立した。
「この日は、ちょうど元AKB48の前田敦子と歌舞伎俳優の尾上松也、F-1ドライバーのジェンソン・バトンとモデルの道端ジェシカなど、大物カップルの破局が報じられた直後。西川が離婚経験者ということでマスコミからコメントを求められましたが、第一声で『私のほうがかわいそう』と話し、現場の報道陣はここでも自分の不幸話かと苦笑していましたね。財産分与が63億円と報じられたバトン・ジェシカ夫妻については、『別れるならゼロのほうがスッキリする。私もゼロ円で別れた』とご意見番的に忠告しましたが、その後も、『勝ったという喜びがほしい』『結局、お金じゃ何も手に入れられなかった』と誰も求めていない重いトークを展開。記者の間からは『もう聞き飽きた』などと嘲笑が漏れていましたね」(スポーツ紙記者)
また、12月16日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、長女の障害を告白した著書『午後には陽のあたる場所』(扶桑社)を発売した菊池桃子が「障害を隠していることが同じ人間として娘に失礼に思えてきた」と出版の理由を説明したことに、西川が「芸能人が自分の子どもの障害を隠さないで出してしまうのは理解できない。利用しているのでは?」とコメント。世間から非難を浴びた。
「最近の西川は事務所の先輩である和田アキ子のように、ご意見番的な存在として振る舞っています。発言がたびたびネットニュースで大きく扱われることに気を良くしているのかもしれませんが、和田同様に『ただ嫌われているだけ』という傾向が強まっています」(同)
今年は飽きられつつある負け犬キャラから脱皮した西川先生の活躍に期待したい。
(文=編集部)