元俳優の高知東生容疑者とともに、覚せい剤・大麻所持で逮捕された五十川敦子容疑者。もともとはモデル、レースクイーンだったそうだが、最終的には神奈川県の高級キャバクラで働いており、クスリに溺れていったとのこと。

どことなく芸能界の闇のようなものを感じさせる話だ。

 モデルでレースクイーンといえば、様々なイベントに出演する機会も多い職種。実際に五十川容疑者もボクシングのラウンドガールや自動車業界の新車紹介イベントに顔を出していたりと、どこにでもいる「モデル」の生活をしていたようだ。裏では自身の素性を隠し「プロ彼女」として多くの芸能人と関係を持っていたようだが……。

 そんな五十川容疑者は、いわゆる「公営ギャンブル」のキャンギャルとしても活動していたようだ。2012年2月、競艇のPRで報知新聞社を訪れたこともあると、スポーツ報知で報じられている(現在は削除)。時期としては総理大臣杯だろうか……。

 ずいぶん以前のこととはいえ、競艇界としてもはた迷惑な話ではある。どのスポーツでもそうだが、キャンペーンガールと選手の間で何かしらの「関係」が事実などない中でもウワサされるのはスポーツ界ではよくあること。そんな中で「シャブ常習」が紛れ込んでいたとなれば、とんだトバッチリの憶測も出かねない。

 華やかな芸能界。イベントなど派手な舞台に出る人物が薬物に溺れているなどと誰が想像するだろうか。
それは観衆だけでなく、関係者やイベントの主催者も同様である。そういう点でも、薬物逮捕というのは自身以外にも大きなダメージを与える可能性を内包しているということだ。

 たった2人の薬物逮捕だったが、意外な影響が多方面に出ることは避けられない様子。できる限り被害が少ないことを祈るばかりだ……。

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