JRAの福永祐一騎手と川田将雅騎手が、大手芸能事務所であるホリプロとマネジメント契約を結んだ。
同事務所はサッカーの武田修宏や稲本潤一、最近では16年ぶりの女性騎手としてデビューした藤田菜七子騎手も所属しているが、そこに日本競馬のトップクラスである2名も名を連ねることとなった。
今年の競馬はG1レースが軒並み前年の売上を超え、ファン層も徐々に広がっている印象。そんな中で競馬界もさらなるファン拡大に向けての一手を打ってきたということだろうか。騎手からしても、取材対応などもろもろを大手芸能事務所に任せられるというメリットがある。ちなみに、福永騎手の妻である松尾翠もホリプロ所属である。
ただ、ファンの間では「なぜこの2人?」という声もチラホラ。どちらも「トークがタレント向きじゃない」「しゃべるとイメージダウン」という声や「本業に専念すれば」と厳しい意見も。
福永騎手に関しては、妻である松尾とのバラエティ出演が増える可能性を語られており、まだ需要があるかもしれないとのこと。しかし、川田騎手はファンの間では「カタブツ」の印象で知られ、バラエティのトーク番組などにとても対応できないという声もある状況だ。
さらに、この2人が出演する場合、もしかすると現在最大級の注目度を誇る藤田菜七子騎手の「バーター出演」となる可能性も指摘されている。騎手ではベテランだが、タレントとしては「格下」というのも少々切ないような……。
「トークも上手で物腰も柔らかい武豊のような騎手はなかなかいません。『武豊2世』が出てこないと言われて久しい競馬界ですが、それは競馬そのものにおいてだけでなく、タレント性に関しても同じこと。
2人ともやる気は十分の模様。とりあえず期待である。