人気急上昇中の菅田将暉が、女優の二階堂ふみの熱愛スキャンダル隠しのカモフラージュになっているという。
若手注目株の2人が交際中として、芸能マスコミが取り立てている。
奇しくも「フライデー」発売3日後の3月14日、菅田は新CM発表会で、二階堂は主演映画『蜜のあわれ』(石井岳龍監督)のプレミア試写会で、マスコミの前に姿を見せる機会が重なった。
囲み会見まで行った菅田は、くったくのない笑顔で交際を否定。「交際はまったくしてないです。完全に役者仲間です」と言い、「むしろデートしたいです」とあっけらかんとした様子をみせ、「撮られるようになったんだという喜びも」という言葉も出たほど。現場にいたテレビ局関係者は語る。
「菅田くんの話し方を見ていても、所属事務所の人の様子からも、その言葉にまったく疑う余地はなかったですね」
そして同日夜に登場した二階堂も、多くは語らずとも報道陣に向けてにっこり。「お友達です」と承知済みのコメントをした。同22日にも、二階堂は映画『オオカミ少女と黒王子』のPRイベントで、マスコミの前に登場。再びリポーターから「菅田くんとお友達というのは本当ですか?」と呼びかけられて、笑顔を見せたが、その場でコメントは一切しなかった。
2人は昨年10月にも「週刊文春」(文藝春秋)で、3人で路上ライブをしているところをキャッチされており、プライベートでバンドを組んでいるというバンド仲間であることが報じられた。
「写真誌の場合、知名度のある芸能人の私生活が撮れれば、キスや手つなぎなどの決定的なカットがなくても、交際報道にしてしまうことはよくある話です。2人が友人であれば、いつか交際に発展しないとも言い切れませんからね」
●カモフラージュか
菅田は今回が初の熱愛報道となったが、一方の二階堂は、昨年10月に一部スポーツ紙でシンガーソングライターの星野源とも交際を報じられている。35歳の星野と21歳で現役大学生の二階堂は14歳の年の差カップルでもあるが、ツーショット写真などの決定的な証拠はない。昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』に初登場した星野は、慣れない芸能マスコミの囲み取材を受け、去り際に二階堂との交際について聞かれ不快な表情を見せ、無言を貫いたこともあった。大手芸能プロダクション関係者は言う。
「(二階堂)ふみちゃんは、ベネチア国際映画祭で最優秀新人賞を取ってから第一線を走り続けている女優で、実年齢からすると早熟で内面がとても大人です。演技だけでなく、音楽にも精通していて、40~50代の大人たちの会話にも合わせられ、大人の男性陣にかわいがられています。恋人にするなら、同年代よりも一回り以上年上の男性を選ぶでしょう。もしかしたら、70~80年代の音楽などは、星野さんから学んだことなのかもしれないですね。菅田はふみちゃんの“本命隠しのカモフラージュ”的存在ですよ」
しかし、人気急上昇中の菅田が、そんな存在のままでいいのか。PR会社関係者は言う。
「菅田くんは、若手の中でも今もっとも売出し中の俳優です。ご本人も『昨年はマネジャーさんと寝ないで働くと約束した』と話しているほどで、恋愛どころではないのが現状です。女優さんはスキャンダルがなければないに越したことはありませんが、俳優さんの場合は、熱愛報道の1つや2つあったほうが箔がつくという考え方もあります。お相手も名実共に同世代の女優の中では一歩先を行っている二階堂さんとあって、申し分ありません。しかし、あれだけ実直に爽やかに公の場で否定したことが、逆に世間一般の人の目には好印象に映ったので、良かったと思いますよ」
初スキャンダルを逆手にとって、イメージアップした菅田。今後、さらなる活躍が期待できそうだ。
(文=編集部)