阪神タイガースの福留孝介選手の不倫が発覚した。「週刊新潮」(新潮社/3月16日号)が、キャンプ中に2晩連続で20代の女性と宿泊先のホテルで過ごす様子を伝えているのだ。
記事によると、福留選手は居酒屋で女性や記者と食事やカラオケを楽しんだ後、女性2人とタクシーでホテルに向かい、女性の1人が泊まる「415号室」に入っていったという。翌日も、福留選手は女性たちと食事やカラオケの後にホテルに向かい、同様に「415号室」に消えている。しかも、この日は主将でありながら後輩の荒木郁也選手を誘っており、記事では女性について球団関係者の「都合のいい愛人」という証言もある。
2007年に結婚した福留選手は2児の父であり、来月で40歳になるベテラン選手だ。インターネット上には「シーズン開幕前の大事な時期に……」「夜のバットも絶好調」「逆に頼もしい」といった声も上がっているが、プロ野球選手の不倫を挙げれば、枚挙に暇がない。
13年のWBC(ワールドベースボールクラシック)前には、代表合宿中に杉内俊哉選手(読売ジャイアンツ、以下巨人)が宿舎に女性を連れ込んでキスしている写真が「フライデー」(講談社)に掲載され、杉内選手は球団から厳重注意と罰金の処分を受けている。
12年に「週刊ポスト」(小学館)にアイドル女優・小泉麻耶との不倫疑惑が報じられたのは、同じく巨人の阿部慎之助選手だ。この報道では、阿部選手が宅配業者を装って小泉の待つ部屋に向かう様子が“宅配屋シンちゃん”と話題になった。14年には「週刊文春」(文藝春秋)が不振の原因は不倫をめぐる問題、と報じたことで蒸し返されてもいる。
●二岡智宏と山本モナの9800円不倫騒動
しかし、「一番インパクトがあったのは、二岡智宏(巨人)と山本モナの不倫でしょう」とスポーツ紙記者は語る。
「08年、けがでリハビリ中の二岡が山本と五反田のラブホテルに出入りする様子が『女性セブン』(小学館)で報じられ、大スキャンダルとなりました。王貞治氏が『プロ野球選手が9800円のところに行くのはいかん』と発言するなど、球界全体を巻き込んでの騒動に発展したのです。
「紳士たれ」がモットーのはずの巨人では、原辰徳氏が過去の女性問題をめぐって暴力団に1億円を支払っていたことが報じられ、高橋由伸監督も現役時代にキャンプ中のホテルで複数の女性と乱痴気騒ぎを繰り広げていたことが伝えられている。また、元巨人の越智大祐氏は、現役時代の不倫が結婚詐欺まがいの婚約不履行であるとして訴訟寸前であるという報道もあった。
ちなみに、福留選手が所属する阪神では、鳥谷敬選手や和田豊氏も不倫が報じられたことがある。和田氏に至っては、「おはよー!チュッ」「すでに運命共同体となっておりますので、どうか最後までお付き合いください」といった不倫相手とのメールが流出、いまだにネット上ではネタにされている始末だ。いずれにせよ、今シーズンの福留選手の打棒に注目したいところである。
(文=編集部)