ワールドベースボールクラシック(WBC)での日本代表の快進撃が伝えられる中で、先日には阪神タイガースの福留孝介選手の不倫が発覚した。
「週刊新潮」(新潮社/3月16日号)によると、福留選手はキャンプ中に2晩連続で20代の女性と宿泊先のホテルで過ごしたという。
居酒屋に同席していた記者は不倫直前まで福留選手と行動をともにしていたことになるが、記者たち選手の生活をどこまで把握しているのだろうか。スポーツ紙記者は語る。
「各球団の番記者は、それこそ付きっきりで取材していますが、さすがに選手の不倫まで把握しているケースは稀でしょう。選手と非常に親しくしている記者の中には、そうした事情まで押さえている人もいるかもしれませんが、彼らから情報が漏れることはないと思います。
キャンプとなれば選手たちは1カ月以上家に帰ることができないため、休日に奥さんなど家族が来て一緒に過ごすケースが多いです。そのため、既婚の選手が飲みに行ったりするのは、普段の練習の後。ちなみに、巨人は門限を厳しくし、宿舎の選手が宿泊する階に警備員を配置するなど、連れ込み防止策を講じています」(スポーツ紙記者)
確かに、今回の福留選手も練習をこなした後で不倫に及んだことが伝えられている。また、別のスポーツ紙記者は「シーズン中は地方遠征で羽を伸ばす選手も多い」と語る。
「プロ野球の試合は2~3連戦が基本なので、数日はその地で過ごすことになります。たとえば、東京に自宅を構える在京球団の選手も、地方でつかの間の“単身赴任”を楽しむことができるわけです。巨人の阿部慎之助選手が不倫相手と密会していたのは遠征先のホテルですし、原辰徳氏が暴力団に1億円を支払ったとされる問題も、遠征先で定宿にしていたホテルで働いていた女性との不倫が原因です。
血気盛んでストレスもたまるプロ野球選手にとって、北海道遠征であれば『すすきので遊ぶ』、福岡遠征であれば『中洲で飲む』などの夜遊びが、長いシーズンを戦う上でのモチベーションになっているのも事実。各地に現地妻を持つ選手もいるという噂です。逆に、地方球団の選手にとっては、東京での試合が待ち遠しいでしょうね。遠征先で大差で負けているときなど、『早く終わらせて飲みに行こう』とばかりに、終盤になるとあからさまにやる気のない選手もいますよ」(別のスポーツ紙記者)
これまで、数々の不倫伝説を生んでいるプロ野球の遠征。今年は試合後の選手の姿を想像して観戦するのも、おもしろいのかもしれない。
(文=編集部)